20代~30代のキャリアを考えるブログ

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【第二新卒のススメ2】大手企業からベンチャーへの転職は辞めておこう

第二新卒でベンチャーに飛び込む人は多い。ベンチャーに第二新卒枠に飛び込むのは基本的にはあまりすすめない。大手にいればそれなりの人生が歩めるわけで、リスクをとってまで転職するか検討してほしいからだ。それでも今の職場がどうしてもいやで辞めたいと考えている方に書かせていただいた。

なお、第二新卒の方は、まずはビズリーチに登録すべきだ。優良企業の求人を確認したり、企業からのスカウトを受けたりできるだろう。自分の市場価値を知ることができるため、転職に興味がある方は勿論、転職に興味が無い方も登録すると良い。

また、余裕がある方は、ビズリーチで情報を見るだけでなく、キャリアコンサルタントにも相談してみよう。日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントか、優秀層に強いJACリクルートメントに相談すると良いだろう。

ただし、コンサルに興味がある方に限っては、アクシスコンサルティングがお勧めだ。

ビズリーチには必ず登録し、その上でいくつかのサービスを併用していただきたい。

 大企業にいる方が危険の嘘

 「ずっと大企業にいて、社内でしか通用しないスキルだけしか身につかない方が危険だ」などと言う人がいるが果たしてこれは本当だろうか。これについては私自身が否定的で大企業にいた方が安全である確率は高いと思われる。

 大企業にいたら、その会社でしか通用せず、同業から拾われることはないと脅しをかけるがこれは真っ赤な嘘だ。社内で出世をし、自分の仕事領域で取引先との人的ネットワークや、マーケットへの理解をしているのであればあなたの経験や人脈を他の競合は喉から手がでるほど欲しいだろう。

技術者はどこからでも欲しがられる。特にWEBエンジニアの職種に適正のある技術者は業界を問わずひっぱりだこだ。ソフトウェアエンジニアを自動車メーカーが競うように採用している状況がある。

では、技術者以外はどうだろうか。パナソニックやシャープの非技術者を考えてみると、サプライヤーの厳選や調整、プロジェクトマネジメント、販路の開拓のスキルはどこの会社でも生きるものだ。

仮に社内の人事、総務、財務、経理しかしていなかったとしてもそのスキルは汎用性が高く同業でなくても大企業にいた経験は生きる。大企業の組織の動かし方は、大企業になりたい中企業がノウハウをほしがる。

 では、大企業にいる方が危険という話がでるのか。それは向上心のない使えない人がいるからだ。

スキルの習得や出世への意欲を失い社内で仕事をきちんとしなくなるが故に、経験年数に応じて身に着けるべきスキルが身についておらず歳だけ食ってしまったという人がたくさんいる。もしかしたらあなたの会社にも朝出勤して、帰るまで何もしないおじさんがいるのではないだろうか。

 信じられない話だが某大手財閥系商社で年収2000万円もらい、毎日ソリティアとネットサーフィンだけしている人が本当に実在するのだ。彼らはWindows2000と呼ばれている。そしてこれは数少ない例外ではないことを覚えておこう。

 このような仕事をろくにしない人間が大企業にいるのは本当でこの人たちは転職先がない。彼らがベンチャーにいったらスキルが身につくかというとそうではなく、マインドセットがだめな人はどこに行ってもダメなわけだ。

 ダメな人を事例にとって大企業の危険性を説かれても説得力はない。大企業で部長や役員になっている人は、多少の年収ダウンがあるだろうがどこの会社でも需要はあり、場合によっては外資系企業に引き抜かれ年収アップということがある。

 大企業は成長できない、危険だのといった幻想に惑わされないようにしよう。

大企業で成長する方法はないか模索しよう

 大企業で成長が本当にできないのか、もう一度考え直して、成長できる環境にもっていく方法を考えよう。

 大企業で成長している人を見ると、「裁量とお金と環境が用意されている」という点に集約される。やる気のない人たちに囲まれていると、どれだけ自分だけがんばろうとしても、「意味ないのにがんばっている」痛いヤツに思われる可能性がある。そのためやる気があって変わった人たちがいる部署に行くのが一番いい。

具体的には、

  • 利益が出ていない部門
  • 利益が出なくても風当たりが強くない部門
  • 変わった人たちが活かされる部門
  • 最先端の事業に取り組んでいる部門
  • 会社の今後のビジネスの中心となる投資されている部門

 上記は大企業でも成長できる環境であることが多い。大企業でも新規事業部門は厳しい環境で変わっているので楽しんでいる人が多いのが事実だ。ではそこにいくにはどうしたらいいかを考えてみよう。とにかく異動してもらえないか根回しすることだ。

新規事業部門が出世コースでない場合は多く、出世よりもやりたいことを求めるという意味で異動してもいいだろう。もし異動が難しいのであれば、転職を検討すべきである。

もちろん20代中盤の若者を新規事業に入れるメリットは多くはないが、最初は自分の業務外であっても雑用を拾いにいって、いつしか新規事業部にひきこまれたという事例を知っている。

現在、彼は新規事業部のリーダーとして活躍し、大企業でもベンチャー的な働き方ができていると満足している。そして年収もいいし、投資額も大きい。

このように現職でも何かできることはないかもう一度考えてほしい。今であればIoTに取り組む事業部があれば何とかそこに行ける方法はないか考えよう。

個人的にすすめないが、時間に余裕があれば資格取得をしてもよい。難関資格かつ後々食べるのに困らない資格をとっておいて、転職までの時間とお金をため勉強する時間をつくるのもまた正解だ。資格だけに最初から頼る人はダメだが、ほかに武器があって、資格をとる生き方はよい。

なお、大企業と一言で言っても、その中身は様々だ。自分のいる会社でどこまで成長できるか知りたい場合は、ビズリーチに登録してキャリアコンサルタントと相談するか、日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントか優秀層に強いJACリクルートメントに相談してみよう。

 

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第二新卒就活をするとわかる。大手企業への転職は少し難しい

大手企業からベンチャー企業に行くことはいつでもできる。逆に大手企業に第二新卒で入ることは簡単ではない。

第二新卒というのは大手に入るには大手企業在籍者でも難しい。第二新卒でコンサルに行くことは比較的容易だが、日系大手企業への難易度の高さだけは覚えておいてほしい。

新卒時に大手企業から内定を多数獲得し大企業に受かりやすいタイプであると自覚があれば第二新卒でもベンチャーから大企業への転職は可能だ。

DeNAやGREE、サイバーエージェントといった大きなベンチャーは大企業への転職事例が多くある。電通やGoogleといった企業に転職できている。

おすすめなのは日系でない外資系の大手IT企業

さきほど、旧態の日本のIT企業は批判したが、外資系の大手IT企業はおすすめだ。アクセンチュアは若手で転職してIT領域の仕事を経験して成長している人が多い。DELLやセールスフォースの求人も多いが、インサイドセールスの求人はおすすめしない。大量採用して給料も悪くないがその後のキャリアパスが広くならないからだ。

その他、グーグルやマイクロソフトはおすすめだ。グーグルは少し採用ハードルが高いが、マイクロソフトが採用している時期であればマイクロソフトへの転職は可能だ。

大手IT企業の第二新卒転職はピンキリなので転職エージェントと相談することをおすすめしたい。

なお、これらの企業はほぼ必ずと言っていいほどビズリーチを活用している。ビズリーチで情報を確認しつつ、日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントかハイキャリアに強いJACリクルートメントのキャリアコンサルタントに相談してほしい。

第二新卒の現実について

第二新卒の現実は決して甘くはない。これは第二新卒に限った話ではないが環境が変化したタイミングでそこに適応することは難しいからだ。学生時代にアルバイトを複数したことがある人には経験があるだろうが、新しくはじめるバイトは緊張し慣れるのに時間がかからなかっただろうか。

それと同様で新しい環境になれるのは時間がかかる。そして慣れるのに時間がかかりすぎるとやがてストレスとなり第二新卒は失敗だったと後悔する人がでてくる。

それでもベンチャーへ転職したいあなたへ

 それでもベンチャーへ転職したいという欲求を抑えられない人は一度転職してみるといい。だが、覚えておいてほしいのは、転職したらもう後戻りはできないということだ。

 大手総合商社(3年)=>ベンチャー(3年)=>大手IT企業(2年)といったキャリアを事例にしよう。ベンチャーはやっぱり将来を考えると違うと感じ、中途で入れるIT企業へ転職。この場合、年収は大手総合商社にいた方がはるかによい。

 元いた会社の給料がいいと同期と比較してしまうもので往々にして後悔してしまう。大手に戻ること自体は難しくないが、商社のような新卒でしかほぼ入れない会社だと、ベンチャー路線から大手に戻ることで人間である以上後悔がある。

 特に5年いて、年収があがりはじめたときに辞めると生活の水準を下げるのも難しい。それを覚えておいたうえで、転職をするといい。

 大手、特に名のしれた大企業から行く場合は、まず何より覚悟を持とう。もう大学時代の友達とは同じ生活はできない。それでもやりたいことがあるのか問い直そう。

ベンチャー企業に転職する方は、ビズリーチでベンチャーの情報を確認しながら、ベンチャーへの転職に強いGEEKLYのキャリアコンサルタントに相談してほしい。 

 よくある第二新卒パターン(良い例)

 第二新卒のパターンはよくあるが、私が良く目にするのは、NEC、日立、パナソニック、富士通といった日系大手IT企業から1,2年で辞めてベンチャーに行く場合だ。実はこのパターンは決して悪い転職ではない。

 最近は上記の日系大手が最初から第一志望の人は少なく、そこそこできる人たちが第一志望の外資や商社に届かなかったが大手ということでファーストキャリアとして選ぶ場合もでてきている。

 成長を求めて日系大手IT/メーカーに入ると、現実が待ち受ける。裁量のある仕事がない、与えられた仕事はすぐ終わる、研修が無駄に長い、上司がつまらない、目標となる人がいない。といった話をよく聞く。

 1980年代に日本のIT系メーカーに入った人たちは優秀な人が多かったが現在は、コンサルや投資銀行にとられてしまい優秀な人が入っていない現状がある。そのため中間層や同期をみて幻滅することはあるわけだ。

先日も、仕事が午前のうちにおわり午後はネットサーフィンをしているという話を上記の企業群の中の後輩から聞いた。実にもったいないと思う。

 彼らがITベンチャーに第二新卒として転職する場合は、比較的幸せになっているパターンを目にする。理由としては、以下の点がある。 

  • 裁量が増える
  • 給与水準にあまり変化がない
  • 地方勤務の可能性がほぼない
  • IT系のバックグラウンドがあるということで、ネットベンチャーの業務への理解が早い

 特に裁量が増えるという点に満足して二卒で活躍する人は多い。最近ではベンチャーではないが、アクセンチュア社への転職が多いが、彼らはアクセンチュアで活躍しバリバリ専門性を身に着けて環境に満足している人も多い。

ベンチャーでもDeNA等は新卒で500万円程度の年収を出すのでベンチャー企業自体の年収があがってきている関係で、日系大手の1~3年目では年収にほとんど変化がなく、裁量が増えて結果的に満足というパターンはある。

ちなみにDeNAは辞めていく人も多いものの、成長を感じてから次のステップに行く方も多く、若い世代は、とりわけ優秀な人がいるため満足しやすい。キュレーションメディアの事件は残念であったがまた、優秀な二卒の受け皿となってほしいものである。2019年以降も採用は引き続きやっていくはずである。

もちろん、ベンチャーの仕事の進め方やマインドがついていかなければ合わずに大手に戻るというパターンも多くあるが。結局はその人次第といっては、それまでであるが。

このような転職パターンが多いということは、当然その層の人材に対する採用ニーズが高いということだ。自分がこのようなパターンに当てはまると感じた場合は、まずはビズリーチに登録して情報を確認してほしい。また、日本一の転職支援実績を有するリクルートエージェントやハイキャリアに強いJACリクルートメントに相談してほしい。

 失敗する場合はどういう場合か?

 想像していたベンチャー像と異なりすぎると”失敗”した二卒転職になってしまう。

  • 思っていたより地味な仕事が多かった
  • 会社の業績が悪くなった
  • 人の出入りが激しすぎてモチベーションが下がる
  • 朝礼暮改すぎる
  • 年収ダウンが想像以上につらかった

 上記のような話はよく聞く。特に業績ダウンに関しては気を付けなければいけない。”成長200%”となっていても翌年、マイナス成長になることはあるわけで、周りの見識のある人に意見をもとめよう。

特に投資家(個人で投資している人が望ましい)とつながりがあれば転職の相談をするとよいとおもう。

 投資家で転職マーケットに詳しければいい企業を紹介してくれるだろう。身銭を切って投資をしている企業であれば、投資した理由を聞けばあなたもそこで働く価値があるかもしれない。

 ポジショントークはあるだろうが、資産の一部を投資しているという事実は何者にも代えがたい根拠になることを覚えておこう。

 ベンチャーは環境の変化が激しいので柔軟に対応できる人が求められるので、朝令暮改や人の出入りは気にせず自分のやりたいことを追い求めよう。

 特に総合商社などバックアップが最高に整っているところからだと失敗しやすい。総合商社の方は転職は本当にふみとどまったほうがいい。

ベンチャー転職はそれでもおススメしないか?

大企業からなら、第二新卒でのベンチャー転職はおススメしない。ベンチャー転職は戦略コンサルで、7,8年やってから転職してもいい。

まわりにいたのだが、コンサルの内定を辞退してベンチャー新卒で入った人の7,8年後のポジションと、コンサルから転職してそのベンチャーに来た場合コンサル出身者の方が新卒の人よりもいいポジションかつ高年収になることが多い。

このようになるのは、ブランドを求める経営者と外の経験をもとめる事情がある理由がある以上仕方がないが、ベンチャーに早い段階で行くのは目的意識がないと厳しいだろう。

だが、転職を検討すること自体は悪くない。常に市場を把握しておき、タイミングがいいときに動こうとする姿勢は大事だ。常に求人は見ておこう。ベンチャー求人をチェックするならビズリーチがよい。高学歴であれば、第二新卒はビズリーチが絶対によい。いい求人が送られてくる。

ベンチャーに行く前にコンサルをはさみたければ若手のコンサル転職に強い、アクシスコンサルティングを利用しよう。

また、どうしてもベンチャー企業に行きたい方はGEEKLYに相談すると良い。網羅的に情報を集めたい方は、日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントやハイキャリアの転職支援に強いJACリクルートメントに相談すると良い。

繰り返すが、第二新卒ベンチャーで成功している人をたくさん知っているので本当に行きたい人は行くべきだ。成長できるチャンスは無限にある。ただ、転職前によく考えてほしい。今のままではだめなのかと。今日は以上だ。

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