20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手のキャリア、転職についてインタビュー、意見を発信しています。

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転職で迷ったらリクルートへ行け

転職活動をして、どこの企業に行くか迷うことがあるだろう。もし、転職をどうしてもしたくて、行きたい企業がなかなか見つからない場合はリクルートに行くことをすすめる。リクルートは成長環境、待遇、その後のキャリアの点で良いのでぜひご覧になってほしい。いまだ、第二新卒、新卒、中途問わず人気のリクルートについて迫った。

なお、リクルートに転職したい場合は、まずはグループ会社が運営するリクルートエージェントに登録してみよう。キャリアコンサルタントとの面談に参加すれば、グループの内情や合格するための方法についてアドバイスしてくれる。

ただ、リクルートは意外にも、他の人材会社も積極的に活用している。ビズリーチに登録すると、リクルートに強いエージェントから連絡がくる。リクルートエージェントが伝えにくいセンシティブなリクルートの内部情報も、外部のエージェントであれば、遠慮せずに教えてくれるだろう。コンサルからリクルートを目指す方はアクシスコンサルティング、グローバルに活躍していた方がリクルートを目指す場合はJACリクルートメントを活用しよう。

リクルートは独自性の強い会社だ。だからこそ、転職エージェントに必ず内情や合格するための方法を聞いて受験してほしい。それらを聞いてからリクルートを受けるのと、聞かずにに受けるのでは、雲泥の差だ。過去問を解かずに受験をする受験生がいないのと同じように、転職エージェントに相談せずにリクルートを受けることは正しい選択とは言えない。

リクルートは正直言って嫌いだった

はじめに言っておくと、私はリクルート出身者でもなければリクルートのおかげで生計を立てているわけでもない。むしろ、昔はリクルートが嫌いで、優秀層が行くような会社ではないと、よく調べもせずにダサい会社だと思っていた。

もちろん起業家を輩出し江副氏の著書も読んですごいと思っていたが21世紀に入ってからはすでに終わった会社とすら思っていた節があった。今となっては恥ずかしいが。

大学の友人をみても、外資系企業か商社か官僚で、推薦で技術職につくという人がほとんどでリクルートに好き好んでいく人はあまりいなかったし、かつ、いても正直仲良くなれなかった。

就職活動で「俺、リクルート志望」こういう奴が最もグループワークでは嫌いだった。

だが、なぜリクルートをすすめるか。それは20代の転職でリクルート(リクルートキャリア、ホールディングス、マーケティングパートナーズ、ライフスタイル等)に行きその後のキャリアにプラスになったという人があまりにも多いからだ。

 リクルートを嫌いな理由の一つとして、「群れている」印象を受けるからだ。現代であればFacebookを見ることがあるだろうが、

「~さんのおかげでMVPとれました!」

「~グループで、とても成長させていただきました。本当にありがとうございました」

「リクルートで学んだことは忘れません。卒業してもがんばります」

といったように会社の様子をみんなアップしており、群れていてイケていないなんて思っていた。似たような投稿を見たことがあるのではないか。

このようなタイムラインが嫌いな人も周りにいたが、彼らですらリクルートに転職して非常に楽しそうにして成長をしている。若い世代で転職に困ったらリクルートというのはアリではないかと思っている。(人材エージェントもとりあえず薦めてくる人もいるが…)

 もちろん転職のことはじっくり考える必要があり、安易にリクルートに行けといっているのではない。リクルートは良い会社なので行ってもいいのでは?と言いたい。

 リクルートに転職する20代はどういう人か 

分社化されて以降、複雑になっているので、細かく解説することはここでは控えるが、戦略コンサル、インターネット企業、メーカーに代表される大企業からの転職者が多く、かつ優秀な方が多い。

 20代の読者の周りにもおおいであろう、DeNAやGREE等、東大京大をはじめとするエリート層をかっさらった企業に新卒でいってから、リクルートに行く人間も増えている。さらに前であればサイバーエージェントから、さらにさかのぼるとインテリジェンス等からだ。(現在のインテリジェンスと昔のインテリジェンスは大違いである。昔のインテリジェンス出身者はめちゃくちゃ優秀な人ばかりだ)

 リクルートは紙からWEBへの動きを住宅、求人、結婚とあらゆるライフスタイル領域で実現してきたのでそれにともないWEB人材を大量に欲してきた。現在はWEBがあらゆるビジネスの手段になっているのでWEB人材は重宝される。

リクルートと聞くとあまりイメージがないかもしれないが、優秀なWEBエンジニアやデザイナーがリクルートに集結している。7~8年前にビッグデータ解析のセミナーに行ったときに、他社とはくらべものにならないレベルの高さに驚いたことを私自身も体感した。

 DeNAやGREEに行った人たちは、リクルートのような巨大企業ではできないことをもっとベンチャーっぽいところでやりたいと思い進路選択しても、結局リクルートでもできるしリクルートの方がいい環境だと気付く。

 様々な事例があるが、

-海外と仕事がしたい

-投資の仕事がしたい

-もっと時短な環境で働きたい

-UIUXについてもっと研究したい

-プロジェクトリーダーとして新規事業を立ち上げたい

-優秀な人と働きたい

-営業を学びたい

-TVCMの制作にかかわる仕事をしたい

 上記の理由でリクルートに行く人が事実いる。そして多くの場合望み通りにみたされる。要はなんでもそろっているのと、転職であれば配属もコントロールできるため、やりたいことができる確率がかなり高いのだ。ちなみに新卒は、分社化されたとはいえ、完全に配属をコントロールできるとはいいがたい(WEBエンジニアはのぞく)

 給与の面で考えてもIT/インターネット業界から転職するとupか維持のままなので待遇面に不満もない。外資をはじめとする戦略コンサルからの採用にいたっても限りなく維持をする場合があるので、待遇面を維持しつつ事業に携われるので非常にいい環境だ。

戦略ではないが、アクセンチュアから転職する人も一定数おり、満足度の高い王道コースとなっている。(戦略部門からの転職ももちろんある)

リクルートに転職した方々に使っているサービスをヒアリングしてみると、ビズリーチが多く、リクルートエージェントもよく使われている。この2つは必ず登録すると良いだろう。 

新卒リクルートの人たちは何処へ?

昔は退職金もがっぽりもらえたので早期退職が多かったが、近年は40歳近くまで残り、個人事業主に近い形で起業する方、ベンチャーの執行役員や事業部長、マネージャーで転職する方が多い。

現在の30代のリクルート所属の方は年収がかなり高い。具体的には書けないが、1000万円は余裕で超えている。事業会社であれだけもらえるのは商社とリクルートやキーエンスくらいだろう。ちなみにリクルートは出世の差がつくので、総合商社の方が平均すると全然高くはなる。

リクルート出身者は企業からとても欲しがられる。指定企業にわざわざリクルートと書いてある企業も少なくなくベンチャーにとっては欲しい人材である。

中途で若くしてリクルートに入り、30歳中盤こえている方々も比較的おおくいるが彼らもベンチャー企業をはじめ多くが活躍している。

リクルートからの転職先は多様化してきている

リクルートからの転職先としてベンチャー企業というものをあげたが決して、ベンチャーだけにとどまらなくなってきている。例えば、戦略コンサルへの転職をする人がでてきている。トップティアのファームにリクルートの営業メソッドが受け入れられるようになってきている。

オペレーショナルなものを実行するようにトップティアも変わってきているので現場で実行する力があり論理的な思考力があるリクルート出身者は重宝されるわけだ。

リクルートは中途で入社してもコンサルよりも比較的中途で活躍しやすい。コンサル、ベンチャー以外の事業会社に入社する人もいる。f:id:sportsmania:20170210001100p:plain

リクルート出身起業家 

リクルート出身者起業家も多い。一部だが、リクルート出身の起業家を紹介してみる。敬称略にて紹介する。

宇野康秀:株式会社インテリジェンス創業者、現USEN会長

杉本哲哉:株式会社マクロミル創業者

井上高志:株式会社ネクスト社長

けんすう:nanapi代表取締役社長

経沢香保子: トレンダーズ株式会社創業者

平尾丈:株式会社じげん代表取締役社長

工藤智昭:株式会社ジーニー代表取締役社長

森健志郎:株式会社スクー代表取締役社長

須藤憲司:KAIZEN platform代表取締役社長

藤原和博:高校校長、民間出身として初の校長

岩井良明:株式会社モノリス代表取締役会長(マネーの虎)

小笹芳央:リンクアンドモチベーション代表取締役社長

安川秀俊:ゴールドクレスト代表取締役社長

有森裕子:バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリスト

高橋尚子:シドニー五輪女子マラソン金メダリスト 

 上記は一部であるが、すごいのが、人材からメディア、アドテク、マーケティングとあらゆる領域で起業家が成功していることだ。どうしても偏りがちになりそうだがリクルートが幅広いビジネスをやっているせいもあり、様々な分野での成功者が多い。そして面白い方が多い。

個人的にUSEN宇野氏は上記のメンバーの中でも1つぬけた存在であると思う。顔を見ると、くぐってきた修羅場の数が違うというのが一目でわかる。すごみのある経営者だ。

また社長ではなく校長を生み出しているのも特徴だろう。藤原氏は教育家として活躍している。賛否両論上がっているが個人的に応援している。

平尾氏は20代からリクルートが合弁会社を作った際に役員として入り、その後、MBOを実施し現在のじげんの社長となっている。

マネーの虎に出演していた岩井良明氏(当時モノリス社長)は名場面を多く生み出した。

その一方リクルート村で群れあうことで仕事がとれている会社もあるのでなかなか成長しないが手堅く儲けている会社もある。リクルートにいるだけで食うにこまらないスキルならぬ食うに困らない人脈ができあがるのだ。

 「あ~○○さん!俺の同期だよ!」これで1時間くらい酒を飲むリクルート出身者がいるのですごいと思う。純粋に。

 慶應義塾大学の卒業生は大規模な組織である三田会によって守られているが、リクルートも同様の感じはある。一匹狼のように見えて意外にお互い助け合うところがあってそういうところは素晴らしいと思う。

 なぜリクルートの人材は転職市場で価値があるのか?

 話を戻す。なぜリクルートに行くべきなのか?それはあなたの市場価値をあげてくれるからに他ならない。

 先ほどの転職の話からも分かるがリクルート出身者は企業からのニーズがとにかく高い。また1人で生きていけるだけのネットビジネスの知識、人脈、営業スキルが身につく。給与も悪くないため贅沢をしなければ貯金もある程度たまっていく。

 もちろんこれからの入社世代は上場による利益を受けるわけではないがそれでも十分なメリットだ。若い世代なら転職してあわずにリクルートを辞める事例も少ない。(もちろん一定数はあるが標準よりも少ないと考えられる)

 特に大きい規模の営業組織であればリクルート流の営業術が役にたつ。個人のトークスクリプトが優れているとかそういう細かい話ではなく、どこのエリアには何店舗あり、何店舗訪問したら、話を聞いてくれるのが何店舗で契約までにいくのが~%と営業のファネルをよく理解しているため数字の見通しがたつ戦略がたちやすい。営業部門にいなくても営業のやり方や、数字がわかっていることが多いためリクルート出身者は他にはない良さ、強みがある。

リクルート出身者は本当にどこの企業にいってもいるので行きたいところは投資銀行以外はほとんど行けると思っておいたほうがいい。就職活動時に、飲食店からコンサルまで幅広くいる早稲田の学生のようだろうか。

リクルートはWEB化の流れがすすんでからはWEB企業への転職が増えた。それに伴って起業というよりベンチャー転職し、幹部として活躍している人もいる。

リクルートに転職するときに気を付けたほうがいいこと

 リクルートは大企業のためお金が潤沢にある。期末になると「予算余ってるから使い切らなきゃ」という大企業病も発生している。どベンチャーであれば予算を使い切るという目標はまず発生しないので、小さい組織にいったときにリクルート病に使っていると予算や時間の使い方に失敗しうまくいかない人がいる。

 リクルートからベンチャー転職で失敗する人は実は多い。ベンチャーからリクルートへの転職はそれほど失敗しないのだが。リソースに恵まれているということを理解したうえで日々働こう。

リクルートの年収

リクルートはIT企業、大手事業会社、メガベンチャーと色々くくりがあるが、どの軸でみても給与が高い。年収が最低で500万程度のスタートになるのが大きい。リクルートキャリアは転職時に500万円くらいは下のポジションでもらえる。

グループをたばねるリクルートHDの峰岸真澄CEOの年収は3億円以上だ。オーナー社長でなく、かつ生え抜き社員としては、異例の高年収だ。他の取締役も1億5000万円以上であることから年収はかなり高い。昔からの在籍組はIPOの利益もあるのでかなり給与はいい。リクルートほど金がもらえる事業会社は日本では商社くらいだ。

ちなみに社長の峰岸真澄氏は立教大学を卒業後、新卒でリクルートに入社し、カーセンサー、ゼクシィとマーケティングパートナーズが現在やっている事業等を経て、ホールディングスの役員となっている。

営業を経験し活躍したリクルートDNAを受け継いでいる。学歴に関係なく出世でき、また年収も高いためMARCH層の方にもぜひすすめたい。中途でもMARCH層から入社している。

年収や入社後のキャリアは、常に状況が移り変わる。それを知るためには、転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントに相談するのが良い。

ビズリーチに登録し、リクルートに詳しい転職エージェントに相談するのが良い。リクルートエージェントは内情を知っているので、ビズリーチと並行して相談しよう。

今コンサルにいる方はアクシスコンサルティング、グローバルに活躍していた方はJACリクルートメントに相談するのも良い。

リクルート各社の違い

 さて、昔はリクルートと言えば通じたが、今の世代には、リクルートは「リクルート」では通じない。キャリアなのかホールディングスなのか、マーケティングパートナーズなのかまで言わないと若い世代とは会話ができない。

 グループ会社はたくさんあるが、有名企業出身者が転職でいく企業のみに絞る。

 

リクルートキャリア

 リクナビ、リクナビNEXT、CAREER CARVERを運営している。求人メディアの運営であるが、新卒ビジネスを作った、リクルートキャリアの影響力はとてもでかい。リクルートのDNA的な部分でもあり、自社内でのプライドも高い。

典型的な人材ビジネスをやっているためマネージャーをしている、中の友人いわく「優秀な奴は1割くらいしかはいってこない」といっているが巨大なオペレーションシステムが確立してあるので全員がうまく売上をあげる仕組みがよくできている。

リクルートエージェントもリクルートキャリアに一緒に入るようになったが、既存の事業部とは溝がある。

リクルートキャリアの転職者を採用するとき、リクルートエージェントのキャリアコンサルタントを使わないのだ。ある種競争があっていい。

最近第二新卒層では、MARCHのみならず日東駒専の学歴層も入ってきてやや玉石混合感がいなめないが成長してその後のステップアップをとげている若者も少なくない。

リクルートスタッフィング 

大企業であればお世話になっている会社も多いだろう。派遣社員の派遣元である。派遣登録もスタッフィングを利用する人も多い。派遣業界のせいか、優秀じゃないイメージがまとわりついているが入社する人は優秀な人が多い。

ホワイト企業という演出もしているが、そこそこに働く会社であり、結果を出す人が多い。女性も活躍しやすい会社である。

派遣業界に興味があればスタッフィングがいいかもしれない。新卒もトップ大学の学生が入社をしており、女性も活躍している。

ただし、企業への営業や派遣社員の方との面談もあり、結構オペレーションなこともリクルートの中で多い方だ。人材業界が嫌でなければ転職してほしい。

リクルートエグゼクティブエージェント

あまり、転職で若手優秀層はいかない。というのもエグゼクティブなので若いエージェントのフィールドではないからだ。とはいえ、ハイサラリーの案件を人材エージェントとして扱える機会なのでチャンスがあればもぐりこんでいいだろう。ここを起点に、外資系の人材エージェントに転職するキャリアがいいだろう。

 ここで働いているおじさんはいい求人情報をもっているので仲良くしておいて損はない。もともとのリクルートエージェントの流れを汲んでいるが最近はガツガツしたエージェントという印象は減っている。

リクルート住まいカンパニー

 言わずもがなだがSUUMOだ。紙で展開していた住宅情報誌をSUUMOでうまく展開し、確固たる地位を築いた。リクルート出身でネクストを創業した井上氏と激しいシェア争いを展開した。結局リクルート関係者の勝負になっている。

 住まいは営業組織としても強いが、アクの強い人も多く結果を出すまでしつこくやりきるタイプがいておもしろい方が多い。

 住宅関連は若い人が行きたがらないが単価の高い領域でもあるので、ネット×高単価領域を考えているならのぞいてみていいだろう。

リクルートの住宅誌をうまくWEB転換したなあと思うのがSUUMOである。

リクルートライフスタイル

 じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレ、Air REGIとリクルートのWEBビジネスの集結したような組織体だ。WEB領域に強い人が多い一方、営業組織としても強く営業マンとして活躍する方も多い。じゃらんやホットペッパーの飛び込み営業をすることを想像したらどれだけ鍛えられるか推測するのは容易なことだろう。

 ライフスタイルは生活領域を文字通りすべてやっているので、楽しい仕事がたくさんある。広告費も潤沢にあり、大きなビジネスを体感するならここだ。リアルとWEBのどちらも学べる。

 リクルートの中でも営業のパワーを感じることができる組織だ。

ニジボックス

リクルートでもいけてる組織といわれている「Media Technology Lab」から独立してできた組織だ。マッチングアプリであるMatchbookを運営している。Matchbookは社内でも似たようなサービス(ゼクシイ恋結び)をゼクシイが展開しているため競合になるのだが社内で競うのがリクルートらしい。※2019年にサービス終了

 元々、WEB領域では社内外で有名な麻生要一氏がCEOをつとめ会社を大きくしてきた。麻生氏はイベントによくあらわれるので一度話を聞く価値がある。現在のCEOは入江翔平氏に交代している。

リクルートマーケティングパートナーズ

ゼクシィ、スタディサプリ、カーセンサーと色々とやっている。Quipperも買収し、事業領域を広げている。カーセンサーが非常に好調なようで積極的に人も採用していた。ゼクシイは言わずもがなで安定して収益源となっている。

ゼクシィがあるため女性も活躍できるホワイトな会社のイメージがあるが、バリバリの営業組織であり、女性が非常に活躍する一方、ハードワーキングではある。(他のグループ会社と同程度ではある)

最近だとスタディサプリEnglishにも力をいれている。ゼクシィの全国展開力も見習いたい企業が多いだろう。

マケパと略して呼ばれるので話についていけるようにしたい。

 リクルートコミュニケーションズ

 リクルートの広告代理店的な立ち位置だ。リクルートの中でもコンサルちっくでクリエイティブな人たちがあるまる。やはりここもWEB領域の仕事が多く、WEB転換をうまく図ったリクルートの象徴的な存在あるだろう。

RCO(リクルートコミュニケーションズ)の方は一風変わったイメージがある。営業というイメージからはほどとおく、マイルドにものごとをおさめ仕事をすすめている。

オフィスは勝どきで、ちょっと建物が暗めである。

リクルートアドミニストレーション

 M&Aや財務といったバックオフィス的なところをしている。雰囲気が一風かわっているがリクルート的な攻めの姿勢をもった人材も多くいる。リクルート社内を横串で見れるので大企業でバックオフィスを経験したい人にはいいだろう。

 社風については社員とあって確認してほしい。私にとっては中の人がイメージと最も違った会社であったので慎重に吟味して転職してほしい。

 

Indeed

 巨額の投資で買収した、アグリゲ―ションサービスを展開するIndeed。外資系のカルチャーでエンジニアもビジネスも面白い人たちがそろう。リクルートの中でもいけてる雰囲気がでているだろう。

 転職するなら今はIndeedにいってみたい。HR領域において先進的な開発が行われており想像以上のサービスをどんどんだしている。一方日本では、なかなかマーケットに根付くのが難しいビジネスであるため今後の展開が気になる。

 Indeedはエンジニアを中心にどんどん採用拡大しているので注目している。

リクルートホールディングス

様々意見あるだろうが、リクルートホールディングスに最も優秀な人が集まっている。ホールディングスは人事機能はあることはもちろん、WEBビジネスに精通した人もどんどん採用をすすめている。

近年では戦略コンサル出身者も採用している。リクルートの中枢機能となっているが、できるだけ各カンパニーに権限移譲をおしすすめているため組織の変更はよくおこっている。

また、エンジニア、デザイナー、データアナリストと優秀な人を採用している。リクルートホールディングスが主催する勉強会にいくとよい。

リクルートはのぞいてみてほしいし、転職を検討してほしい

リクルートは調べるほど素晴らしい企業だ。今すぐ起業したい、どうしてもやりたいことがあるといった感じでなければ「とりあえずリクルート」は良い選択肢だと思う。まずはコンサルでいろいろ事業を見たいという意見ももっともだ。

コンサルに行くと事業ができないというのは若いうちに辞めたら全然適応できるので気にしないでほしい。だが、リクルートでも全然成長できるので転職を検討しているのであればまずは受けてみよう。

ほぼ中立の立場からリクルートを論じてみた(繰り返すがリクルート出身者ではない)。出身者が言うのはポジショントークだと思っているので、参考になると幸いだ。また、中の人からの批評も受け付けたい。

 

繰り返しにはなるが、リクルートは意外にも外部の人材サービスを積極活用している。ビズリーチにはリクルートに合格するための秘訣を知っているエージェントも多い。リクルートエージェントでも、もちろん転職が決まっている。キャリアコンサルタントとの面談で、内部だからこそ分かる合格の秘訣を教えてくれるから、面談に参加すべきだ。いずれも登録して、しっくりくるエージェントを使う、という考え方もある。

また、リクルートと比較されるがアクセンチュア等のコンサルを考えているならばアクシスコンサルティングが良質な業界理解のサービスを提供している。

リクルートは独自性の強い会社だ。だからこそ、転職エージェントに必ず内情や合格するための方法を聞いて受験してほしい。それらを聞いてからリクルートを受けるのと、聞かずにに受けるのでは、雲泥の差だ。過去問を解かずに受験をする受験生がいないのと同じように、転職エージェントに相談せずにリクルートを受けることは正しい選択とは言えない。

 

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