20代~30代のキャリアを考えるブログ

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実はキラキラしてない?現役サイバーエージェント女子の告白

サイバーエージェントはインテリジェンス出身の藤田晋氏によって設立されたインターネット企業だ。21世紀を代表する会社を創るの言葉に違わず、日本でも有数のベンチャー企業となった。

なお、サイバーエージェントや他のメガベンチャーへの転職に興味がある人は、必ずビズリーチに登録してほしい。サイバーエージェントをはじめ、多くのメガベンチャーが募集をかけているし、転職エージェントから連絡がきて良い会社を紹介してくれることもある。

また、リクルートエージェントは国内No.1の転職支援実績を有しており、メガベンチャーへの転職支援実績も多く有している。

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サイバーエージェントの実態に迫る

サイバーエージェントはキラキラ女子に代表されるように、華やかな印象がある。顔採用だの喜び組だの、色々指摘もされている。顔採用は本当にそうかもしれないが。美人は本当に多い。

その一方で会社として売上を着実に上げ続け、優れた事業を作り続けている優良企業だ。”フワフワ”,”キラキラ”の言葉が先行しがちで本質が取り上げられていない気がしたので、気になって知人経由で現役女子社員を紹介してもらった。最初に断っておくが、サイバーエージェントとは何の利害関係もない。

労働時間は比較的長い

-こんにちは、自己紹介お願いできますか。

都内の大学を卒業後、サイバーエージェントに入社し現在6年目です。これまで広告営業や新規事業室など複数の事業に携わってきました。3年目からはマネージャーをつとめ部下の育成にもつとめています。

-単刀直入に聞きますが、サイバーはキラキラ女子の会社なんでしょうか?

キラキラ女子もいます。確かに読者モデルを学生時代やっていた子や、化粧品にお金をとても使う子と世間がイメージするサイバーエージェントが存在するのは確かです。一方で私のような、あまり目立たず、化粧品よりも食にお金を使う女子も多くいます。

キラキラ女子じゃないからといって会社に居づらいことは全くなく、多様性が重要視されている環境です。

-合コンもよくあるのでしょうか?

よく行く人もいれば全く行かない人もいます。他社で働いたことはありませんが、一般的な会社とそれほど変わらないのではないでしょうか。 私は1,2年目のときは多かったですが、最近はいなかくなりましたね。美人でも未婚の30代は割といますね。性格もいいのでなぜそうなったか謎です。

-キラキラ女子の人たちはどのような仕事をしているのでしょうか?

キラキラ女子も、そうでない人も全く違いはなく同じ仕事をしています。キラキラ女子の方が営業をしている確率は少しだけ高い気がしますが、特に差は感じません。美を意識する女の子も仕事にとても熱心なんですよね。

会社のいいところをあげるとすると、多く人が仕事熱心なことがあります。仕事熱心すぎて疲れてゆっくりした働き方に転換する人もいますが若い間は仕事に没頭できる環境がありますね。

-仕事熱心ということは遅くまで働くのでしょうか?

人によりますが、私は比較的遅い方ですね。広告営業のときも新規事業室だったときも成果を求めていたので常に一生懸命働いていました。結果だしてさっさと辞めてやろう!と思っていたのですが(笑)、結局6年目まで残っています。

会社からも人材や事業への投資が厚いのでやればやるほど結果がでるような仕組みができている気がします。一部の事業を創るのが天才的にすごい人が考えた仕組みを実行すると、全員が活躍できるようになっている感じです。エンジニアもすごいです。1流プレイヤーがそろっています。

-3年目でマネージャーというのはかなり早いですよね?

最速とかではないですが、比較的早い方です。きちんと結果を出せば評価される仕組みになっているので一生懸命やっとことが報われた気がして昇進したときはとてもうれしかったです。マネージャーになったからといって裁量がそれほど変わるわけではないです。マネージャーになる前からがんがん働けたので。

 

筆者注:

活躍すればすぐに昇進できるのがメガベンチャーの魅力だ。どれくらいの実績を出せば、どれくらい早く昇進できるのかは、転職エージェントが詳しい。内情に詳しい転職エージェントに出会えれば、社内の情報を事細かに教えてくれるし、昇進するために足りないスキルについてアドバイスもしてくれる。

興味がある方は、ビズリーチに登録して、メガベンチャーの採用情報を集めてみよう。また、多くの転職情報を有するリクルートエージェントのキャリアコンサルタントとの面談にも参加してほしい。

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自分からアピールをしないとチャンスがもらえない

-逆に会社良くない点はありますか?

見せ方がうまい人が評価されがちなところはあります。真面目で謙遜してしまう人は見ているとどうも出世していない気がしています。外資系ではないですが、「俺がやった、がんばった」という形で主張する人は評価されているようにかんじます。

また、組織貢献も重視されるので、組織、チームを盛り上げようとするタイプの方が好まれ、まじめすぎるタイプは埋もれてしまうことがあります。せっかくいい仕事をしたのにもったいないなと感じることはあります。

例えばお酒の席で、自分を売り込んでなんかやりそうだなって上の人に覚えてもらえると、新しいことにチャレンジさせてもらえます。こういった点は年齢に関係なく、大きな仕事を任せてもらえるのは事実ですが、一番最初に任されるときは、自分の売り込みが大事になるわけです。良くも悪くも言ったもん勝ちな風潮があります。

-挑戦すると失敗する人が出てきますが、そういった人は社内でどういう扱いになるのでしょうか?

挑戦して、失敗しても悪い扱いをされることは全くありません。また、次のチャレンジをする機会を与えられます。人間として、次こそは成功しそうだと思われたらチャンスを与えられるので、挑戦する人が評価されている気がします。自分を守らずにチャレンジしていく若手が多いのはいいことだと思いますね。

失敗しても次のチャレンジを与えられる要員として、派閥的な、~チルドレンのような存在がいくつかあり、そこに入っている方が有利な面はあります。ベンチャーであるのに派閥があるのは好ましくないですね。もちろん派閥に所属せずに、仕事を勝ち取って成功している人もたくさんいます。

-失敗する一方、成功するビジネスが成り立っているのはどうしてでしょうか?

先ほどの派閥の続きになりますが、新しいことをはじめようとする上の人がいると、それについていく人がでてきて、同じ人がついていくことがあります。そのためチームがずっと固定で、新しい事業を創るのでチームとしてはすでに機能しているので、結果が出やすいんじゃないかと。

明確にあるわけではないですが、なんとなく0->1部隊と1->10部隊がそれぞれいて、得意なところで結果を出しています。

たまに、1->10のフェーズで、かつ有望でない事業の担当になると社内でも注目されず精神的につらいこともありました。うまくこのままいくのかとか無駄な悩みが増えてしまいます。 

-サイバーエージェントのこういった制度は自慢できるというのはありますか?

学園祭的なノリがあって、達成感を感じやすいですね。人を表彰したり、ほめたり、そういうみんなでやっていこうぜ!的な雰囲気は好きですね。私は決して、派手なタイプでないですが、高校の学園祭の雰囲気は好きだったのでそういう雰囲気の中仕事が毎日できるのは幸せです。 

中途採用は証券出身者が活躍

-中途採用も多数採用されていますが、彼らは活躍しているのでしょうか? 

人によります。これまで述べた通り、独特の雰囲気は多かれ少なかれあるので、合わない人はすぐに辞めていきます。

うまく見せることができる人が評価されることを知って落胆する人もいれば、サイバーは意思決定をはじめ事業スピードがとても速いのでそれについていけず活躍できない人がいます。

そして、年功序列でないので、自分よりも年下から指示されることが耐えられない人もいます。年功序列が染みついている人には厳しいかもしれません。

私も部下が全員年上だったことがあり、マネジメントには苦労して、心労が増えつらかった時期がありました。

裁量権や意思決定の速さ、年功序列じゃないところを求めてきた人は環境にとても満足していると思いますね。

-中途採用ではどういう人が活躍しているのでしょうか?

営業系の部署では金融系、特に証券系出身の人が活躍していますね。営業だと対、人になってくるので当然お客さんによっては理不尽なことを言ってきます。社内においても環境の変化がはやいので「前言っていたことと違う」などは当然発生します。

そういったことにいちいち文句をいっていると、仕事が進まなくなります。変化に対応できる人はもちろん優秀ですが、証券業界にいた人のように変化に我慢できる人も活躍しています。営業の印象なので、他の部署ではまた違うと思います。

BIZREACH

-新卒だと中途よりも評価されやすいですか?

新卒、中途というよりどの部署でどの仕事をしたかが重要ですね。芽が出ない部署だったり、収益がでていなかったりする事業だとどうしてもいい評価が得られないような気はします。

評価の話でいくと、総会があるので総会のために社内でどういう見せ方をするか意識する人が多いので、戦略的に部署内で推す人を決める政治的な感じはあり、大企業的な良くない部分はありますね。 

とはいえ、大企業的な部分はあっても、意思決定の速さ、失敗への寛容さがあるため働きやすさが勝ります。

-寛容さとありますが、失敗すると会社はどのようにフォローするのでしょうか?

営業の話になるんですが、実はサイバーエージェントにも40歳以上のメンバーは割りといまして、経験豊かな彼らが最後の助け舟をだしてくれます。若いとどうしても法務面やアライアンスの部分でのミスがでてしまうため、的確なアドバイスをしてくれます。彼らは普段マネジメントとして部下をもっているわけではなく、緊急用に助けてくれる人員として存在している感じです。ベテランなので対応がすごいなと感心します。

一方、20代の優秀な人や、自己アピールのうまい人たちは子会社を完全に任されるようになり、独立した会社として活動しているところもあります。とにかく子会社が多いですからね。組織の在り方も常に変化しています。 

-自己アピールばかりしている人はみていてどうですか?

Facebookやアメブロみていて、痛いなと思うときもあります。CA36になりますとか、宣言だけして行動が伴っていない人とかいて痛いなと。優秀な人がたくさんいる一方、一部の人は口だけに終わってしまっています。20代は意気込みだけでいいですが、実力が伴わない30代は困りますよね。 

それでも給料はあがっていくので、転職先がなく社内でひっそりと生き残るしかなくなってしまうでしょう。 

本当に優秀な人はアメブロのリンクを送らなくても評価は比較的されますので。

裁量権、実力主義は本当

-サイバーエージェントに入ってよかったですか?

よかったですね。悪い点もたくさん書きますが、就職活動のときに言われていた、裁量権だとか成長環境とか、実力主義とかは本当でしたし、その結果、自分は市場価値があがったなとは思います。また新卒は世間で言われているほど会社を辞めていないですし、辞めた人も起業とかベンチャー役員とかでいっているのでよい辞め方の人がほとんどです。

入社前は同期とうまくやれないんじゃ…という心配もありましたが、全然そんなことはなかったし、いろんな人がいて、自分の居場所もきちんと作れる会社でした。会社に愛着がある方ではないですが、フラットに見ておススメできる会社です。 

ワークライフバランスが欲しくてサイバーエージェントに転職とかっていうのは違うとは思います。新卒からいて、ある程度働いて実力がついて勝手もわかっている人には、育休や産休の制度もととのっていて、良い環境です。

-ありがとうございました。 

サイバーエージェントは若い人が成長するに良い場所か?

サイバーエージェントの実態に迫ってみた。サイバーエージェントは成長環境であるという事実が会社の売上を伸ばしている要因になっているのではないだろうか。外から見るのと、中で実際働くことにはギャップがある。

成長環境を求めるのであればサイバーエージェントも選択肢の1つに入れてみてもいいかもしれない。

なお、サイバーエージェントや他のメガベンチャーへの転職に興味がある人は、必ずビズリーチに登録してほしい。サイバーエージェントをはじめ、多くのメガベンチャーが募集をかけているし、転職エージェントから連絡がきて良い会社を紹介してくれることもある。

また、リクルートエージェントは国内No.1の転職支援実績を有しており、メガベンチャーへの転職支援実績も多く有している。

もう少し規模の小さいベンチャー企業に興味がある方はGEEKLY、コンサルを併願する方はアクシスコンサルティングを活用しよう。

 

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今日は以上だ。

 

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