20代~30代のキャリアを考えるブログ

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会社を辞めたいと思ったあなたへ。会社の退職は少しだけ勇気がいる。

何かを辞めることはとてもネガティブなことでとらえられる。辞めることを実行できる人は行動力があると思うが、一方ですぐ辞めてしまういくじなしと思われるパターンもある。ジョブホッパ―と揶揄される仕事をころころ変える人もすぐに仕事をやめることにあると思う。では辞めることはいけないのだろうか。

辞めることは捨てること

何かを辞めることは何かを捨てることに等しい。仕事を辞めた場合は、収入を捨てることになる。大学を辞めたら、学歴を捨てることになる。このように辞めることは様々なかかわりあうものを捨てることになる。

ただし、捨てることは悪いことではない。今流行の断捨離に近しい部分もあり、身の回りをすっきりすることで注力すべきことが分かってくる。

経営者視点で考えても色々な事業をしてどれも中途半端になっている状態から一度整理して複数の事業を辞めることで色々な事業を捨てることになる。これも結果的に良い方向になる場合が多い。

捨てることに抵抗があることは当然だが、その捨てる勇気を持てるかもてないかはあなたの人生を大きく左右すると言っても過言ではない。

ジムに行ったり、ヨガに行ったり、ダンスに行ったりと忙しい人は本当に必要なのかを考え直して、不必要だったら迷わずその行為を捨てよう。

辞めることは決めること

辞めることは決断だ。大学院に在籍している人が中退して、ベンチャー企業や、外資系企業に入社している。大学院を辞めて、腹をくくって飛び込む決断をすることは、まさに辞めることは決断ということを表している。

大学学部を中退して飛び込む人もいる。余談だが、学部の中退は高卒扱いになるのでおススメしない。休学をして、2年働いて、これからその仕事で食っていく覚悟ができたのなら気にせず辞めよう。

最終学歴が高卒は行きにくい場面が多い。一方大学院中退はリスクフリーなのでこの決断を通して後の人生を成功させた人を何人も知っている。変化の速い業界ならばすぐに就職するというのはありだ。

辞めたっていい、でも何とかなるとは言いたくない

無責任な人がいいがちなのが、辞めても何とかなるよ。仕事を辞めてもいい、学校を辞めてもいい、と。だがこの場合、何とかなるのは経験上少数で、辞めなかった時の方が期待値がたかくなる。

 

この場合安易に辞めても何とかなるよというのではなくなぜ辞めたいかを深堀したい。なぜを繰り返していくことで辞めようと思っていた理由が表層的にとらえていたものと異なることが分かり辞めるのではなく、考え方を変えようという結論に至るかもしれない。

やるときもやめるときも同じくらいエネルギーをかけて思考してほしい。簡単に辞めちゃいけないものは簡単に初めてはいけない。仮に、家賃補助をこれまでの給料に加えて支給するとしよう。その場合、後で辞めるといいだすと、反発が起きるのは必至だろう。今まであったものをなくすというのは予想以上に不満感情を巻き起こす。例えば日本IBMが家賃補助を廃止した際は、すさまじい反発があった。それでもIBMというブランドだったから被害は最小限だったがこれがベンチャーであったら多くの社員は離れていくだろう。なんでもかんでもやめようとするのではなく、なぜ辞めたいかを考えることが大事だ。

逃げてもいい時はある

辞めることを怖がらずさっさと逃げていいときもある。入社した会社がブラックだった、パワハラ上司が避けられない、体調がおかしくなりそう、そんなときは辞めていい。自分に言い聞かせるとか言い訳とか考えずスパッと辞めよう。また再起できればいいのだ。

それまでかけた時間を省みてはだめだ

辞めるとき、問題になるのがこれまでかけた費用や時間がネックになる。ビジネスではサンクコストと呼ばれるものだが、辞める決断をするときに、判断を惑わせるのはこれまで頑張った、お金かけた、、、といったことが必ずでてくる。冷静に分類をしてみて、やっぱりこれ以上ダメだとなったら勉強になったととらえスパッとあきらめてほしい。

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明日、何か辞めてみよう

さて、会社を辞める、仕事を辞める、学校を辞めるといったややネガティブにとらわれがち内容ばかり話したが、このような大きな決断でなくても辞めることは大事だ。明日会議に出るのをやめてみてはどうか?辞めることは重要なことだ。

あなたが出るのを辞めたことで、その会議が不要になることが発覚するかもしれない。多くのビジネスマンが、「不要な会議はない」というがそういっているビジネスマンほど不要な会議がなぜ不要かに気づいておらず無思考に会議に出席している。

辞めることを提案することはエネルギーもいるし反発もまねきかねない。新人を連れていく飲み会を辞める、お客さんへの挨拶周りを辞めるといった、辞めるべきでないと思うことも一度辞めてみてはどうなるかと想像を巡らせてほしい。

会社を辞めることは最もハードルが高い

辞めることに慣れていないときは転職の相談にきたときに、転職はしたいと思っていてもいざ内定がでると足がすくんで転職できなくなるのだ。それくらい転職はハードルが高い。しかし普段から辞めることを習慣づけている人は転職のときも無意味な足かせがなくなって合理的な判断がしやすい。

 

社長クラスになってくると辞めることを提案してくれる人はありがたいわけだ。みんなイエスマンのことが多く、(会議や慣習を)辞めよう=否定の提案をしてくれることは社長にとっては一目置きたい存在になってくる。

ぜひ辞めることを明日から何かで実践しよう。転職についても怖がらずにチャレンジしてほしい。もっともハードルの低いリクナビNEXTがおすすめだ。仮に転職しなくても罪悪感を感じるようなサービスではないので気軽に使いやすくなっている。

また【BIZREACH(ビズリーチ)】は百戦錬磨の転職エージェントが多く、穏便に辞めることができる方法をよく知っている転職エージェントがいる。ワークライフバランスや退職に強い転職エージェントにあってみるとよい。本気度を受け止めてくれる人がいる。

転職活動をはじめてもそれを辞めることも勇気がいる、そのため途中で転職活動を辞めてもいい。そのときは一言、「辞めます」とそういうだけでいいのだ。何事も辞めることに意思をもってほしい。今日は以上だ。