20代~30代のキャリアを考えるブログ

若手のキャリア、転職についてインタビュー、意見を発信しています。

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最初から無理だといって転職/就職を諦める人たち

 挑戦をしないことには何もはじまらない。転職においても就職においても挑戦をしたらいいにも関わらず全く挑戦をせずにすぐに諦めてしまってはいないだろうか。◯◯は俺の実力では受からない、××は私の学力じゃ受からない。そうなってはいないか。

挑戦をしないことには、何もはじまらない

かつて私の研究室に、某有名外資系投資銀行のリクルーティングチーム(OB担当)から限定の説明会にこないかと後輩たちに勧誘がきていた。しかし、彼らの多くは説明会に足を運ばなかった。

仲がよかった後輩の一人に、なぜ行かないのかと問うと「どうせ受からないから」と答えていた。その回答に愕然とした。多くのOBがリクルーティングに来ていた会社、もしくは同業に進んでいたにも関わらず自分には無理と安易に考えていたのだ。

彼はトップティアの企業をほとんど受けず、「自分でも受かりそうな企業」を探し外資系のコンサルティングファームに進んでいた。

心が折れることなく無難な状況を選択するのもよいが可能性を捨てるのは非常にもったいないことだ。本当に彼はリクルーティングに来ていた外資系投資銀行には受からなかったのだろうか?もしかしたら受かったのかもしれないが挑戦しないことには何もはじまらないだろう。

転職でも「俺には無理」をよく聞く

転職活動においても、"トップティア"の企業に受からないと答える人がいる。新卒では暗黙の序列があり、マッキンゼーの方が、アクセンチュアより難しい、ゴールドマンサックスの方がクレディスイスより人気があるといった価値観を共有している。しかし、中途では必ずしもあてはまらない。

アクセンチュアやPwCのデジタルチームは同業の戦略コンサルよりも優秀な人たちがあつまっているためデジタルやITの文脈であれば、トップティアの戦略コンサルにいけるかもしれない(企業ブランドにこだわっているならの話だが)。

転職活動においても新卒の文脈でとらわれていると、絶対無理と考え何も挑戦しないまま終わってしまってはにもったいない。

だが、友人で転職に成功している人を見ると、俺でもいけると考え始め、あっさり有名企業に転職を果たす人も少なくない。そのため周りの人間のレベルが高いほど、自分もいけるといい勘違いをすることができるので付き合う人を変えるのは重要なことなのだ。

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ベンチャー転職は簡単ではない

ベンチャー企業の面接にも有名企業出身者が多く受けにくる。ベンチャー企業だったら余裕で受かるだろうと"格下"に見た発言をする人もいる。だが、格下だと思ってうけたら全くそんなことはなく面接で落ちてしまうことになる。

ベンチャー企業は、格下ではなく、全く別の能力が求められるところなので一概に比較できるものではないのだ。ベンチャーは簡単、有名外資系企業は無理だと考えることになり痛い目を見るだろう。

仮にベンチャーを受けるとしてもしっかり準備をして業界のことを理解してから応募してほしい。

なぜ挑戦をしないのか

挑戦をしない人の多くは過去の失敗体験に原因がある。過去の失敗で、ひどく傷つき、再起する気力を失い、自分の身の程を知ったためにチャレンジをしなくなる。

一方、成功している人は、失敗から学び、再度挑戦するために立ち上がっている人だ。転職の文脈でいくと、新卒、転職とそれぞれ同じ会社で面接に落ちてしまっても再度受けたら受かったということがある。

このケースは単に小手先のテクニックを磨いたわけではなく現職でしっかり成果を積んで、落とされた会社から声をかけられるくらいの人材になったパターンだ。また、落ちたが、別の会社に転職し、スキルアップしてから再度リベンジした人もいる。

挑戦をするためのステップ

挑戦をするためには友人、知人に実際に転職をした人にあたってみよう。転職に成功した人たちがなぜその転職をしたのか、そしてどうやって転職を成功させたのか聞いてほしい。

個人的には、資産10億円の人が「リスクをとって転職しました」といってもまるで説得力はないだろう。本当にリスクを取っている人を探し出そう。もし見つからない場合は転職エージェントに紹介してもらえばよい。

大手ならばデータの量も多い。もしくはビズリーチに登録して好みの転職エージェント似合ってもらおう。リクルートエージェント等の大手でも問題ない。 ぜひ最初から諦めないでいこう。挑戦するのは金銭的にはタダなのだから。時間を持て余していたら挑戦してほしい。