20代~30代のキャリアを考えるブログ

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なぜコンサルティング会社に転職したがるのか

少なくとも10年ほど前からコンサルティング業界は終わった業界だと言われ続けている。コンサルの元日本代表ですらそう言っていた。その一方、コンサルティング業界に新卒、中途で入社する人は後を絶たない。 なぜコンサルティング業界にみな転職するor転職したいと考えるのか考察した。

なお、コンサルティング業界に転職する方がまず相談すべきなのは、アクシスコンサルティングだ。コンサルへの転職やコンサルからの転職では、国内最大級の実績を持っている。本当に勉強になるので、必ずキャリアコンサルタントとの面談に参加してほしい。

加えて、ビズリーチに登録すれば、コンサルに強いエージェントからの連絡を多く取得することができる。

この2つのサービスは確実に登録すべきだが、足りなければリクルートエージェントも活用しよう。

コンサルタントはかっこいい?!

今回、コンサルタントとして述べるのは、いわゆる経営コンサルタントと呼ばれる人たちをさす。

戦略コンサルかITコンサルか業務コンサルか区別があいまいになってきているが、 マッキンゼー、ボストンコンサルティンググループからアクセンチュアや野村総合研究所あたりまでを本記事ではさすことにする。

船井総合研究所とはあまり関わりがないため触れないでおこう。 上記のような企業群だと、働いているコンサルタントに優秀な人が多く、一緒に働きたいと思う人も少なくないだろう。

また、同年代と比較しても若いうちから裁量権をもち、プロとして活躍しているのを目にしているかもしれない。そもそもイケメンがコンサルタントになっているかどうかは検証できないがおそらくあてはまらないとおもう。

さて、コンサルタントという職業は外部から颯爽とアドバイスをしているイメージをもっている方も多いため、知的で短時間で高い生産性を出していると勘違いしがちだろう。

給料も高く見えるのでコンサルタントという職業がかっこいいと思っているのだろうか。実際にコンサルタントは、精の限りをつくし、異臭がするプロジェクトルームで朝まで粘り、高いアウトプットを出し、充血した目でプレゼンをする。

労働時間も長く、アナリストのうちは給料も自給換算すると低い。福利厚生も商社やメーカーに比べると少ないため実は裕福な生活ができないが、ストレスからお金遣いは荒くなっている。

そういった裏事情を知ってもなおかっこいいと思うかさだかではないが、知的エリートたちがしのぎを削っているのがコンサルティング業界だ。

最近は働き方改革の影響で労働時間は少なくなっているものの人員の少ないファームやプロジェクトによってはかなりハードな状況は変わらない。某欧州系のファームは相変わらず大変そうである...。

この辺りの内情は、コンサルへの転職支援で国内最大級のアクシスコンサルティングや、ビズリーチに登録している各エージェントが詳しいので、聞いてみてほしい。

コンサルに行けば成長できるのか

コンサルに行くと成長できるという幻想をもっているのではないだろうか。実際、コンサルティング業界、特に戦略コンサルに行くと成長できるのは事実である。 ただし、一生懸命働き自分の頭をふりしぼり、限界まで追い詰めることで成長する。

こう書くとドMの人が多いのではと思うが実際そうだと思う。 コンサルに行くだけでは成長はできないが、コンサルで働き、しっかりと昇進しアウトプットを出し続ければ成長できる。

コンサルで成長したからといって事業会社では通じない

コンサルから事業会社に転職する人は多い。その一方で、事業会社でコンサルのスキルを活かせるだろうと考え失敗している人もいる。

コンサルで活躍している人は ほぼ間違いなく事業会社で活躍できるが、なぜかというとコンサルで学んだハードワークの精神や、短期間でインプットしアウトプットする力がすぐれているのであってコンサルタントとしてのスキルがいきているわけではない。

そのためエクセルで数字を動かしたところで事業会社が良い方向に向かうとは限らない。事業会社からコンサルに転職、そしてコンサルから事業会社に転職する人はどちらの論理もわかっているため事業会社では重宝される。

しかし、事業会社からコンサルに転職し生き残る人は多くはないのだが。ベンチャーに行く人もいるが、コンサルはなんでもできるよね!と期待され、法務、財務をはじめ全部丸投げされることもある。

コンサルティングファームの偏差値

コンサルティングファームはどこが偏差値が高いか?という質問をうけたことがある。コンサルティングファームに就職する人は、学業の成績がよいことから優等生タイプが多くついつい偏差値で測ってしまいがちだ。

マッキンゼーが一番難しいと回答はしているがトップレベルのファームだと人材レベルに大きな差はないため自分に合うコンサル会社を見つけてほしいというのが本音だ。 それでも多くの人はより難しいところにチャレンジしたがる。

まぁ登山をする人を見てても富士山に登りたいと思う人が一番多いことからも気持ちはわかるが。

いずれにせよマッキンゼー、ボストンコンサルティンググループ、ベインアンドカンパニーあたりは「偏差値が高い」企業ではあるので受ける価値がある。一方で活躍できずクビになる人もいるが。

コンサル業界にいない限り、各社間の違いは分からないだろう。この辺りの内情は、コンサルへの転職支援で国内最大級のアクシスコンサルティングや、ビズリーチに登録している各エージェントにヒアリングをすればイメージが湧くはずだ。

コンサルタントになるための志望理由は?

コンサルタントになりたい志望理由はそこまで深堀されない。ほかの業種でいくと志望動機を深くつっこまれるがコンサルティングという業界に関しては志望動機への深堀は多くはない。

それでも事業会社からコンサルに行く場合は、 明確な理由がないと活躍せず挫折してしまうので、面接の前に会う、転職エージェントに深堀されてコンサルに行くのはやっぱやめたということになる。

コンサルと事業会社では働き方や考え方が大きく異なるので、理由を明確にしたうえで転職を決断しよう。人生を変える決断になりかねないので注意してほしい。

もちろん「コンサルになぜなりたいか」という質問は当然されるので一通り答えられるようにはしてほしい。深堀レベルが少ないというだけだ。

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コンサルタントの転職先

コンサルタントになった後の転職先に関しても質問が多い。コンサルタントの転職先は一昔前ならコンサルティング業界をポジションをあげながらぐるぐるまわっていたのだが昨今は事情も異なってきている。

現在は、コンサルから、事業会社の経営企画はもちろん、ベンチャー企業に転職しIPOの支援や新規事業のたちあげ、社内改革、もしくは起業といった形もあり既存のあり方とは変わってきている。

従来のようにマッキンゼーからベイカレントに転職したり、ボストンコンサルティンググループからプライスウォーターハウスクーパースやアクセンチュアへの転職は減ってきている。

ちなみにベイカレントは日系コンサルで、かつ戦略と呼ばれる部類の仕事でないが高給のため人が集まっている。20代でも300万円から400万円の年収アップで転職している人がいる。お金がほしい人にはありな企業だ。また人が足りておらず採用されやすい。

一方、コンサルティング業界も成熟し、パートナークラスが うまってきているという背景もある。

コンサルタントの英語力

コンサルティング業界で働くコンサルタント、特に外資系は英語ができると思われている。しかし、日本企業をお客さんとしているコンサルティング会社が多い。そのために日本法人を設けているのだから当然ではあるが。

よって英語が求められる会社は決して多くはない。マッキンゼーのような会社はグローバルプロジェクトが多く、英語ができることは社内昇進においては必須となっている。 英語が必要な会社では、英語はTOEICレベルで最低900点はあったほうがいい。

TOEICで換算するのは野暮な話だが、ビジネスレベルで会話できることが必要となる。 メールでの作文はもちろん、議事録作成や、質問したり、回答したりと様々な場面で英語が必要になってくる。

どの会社でどれくらいの英語力が必要になるのかは、コンサルへの転職支援で国内最大級のアクシスコンサルティングや、ビズリーチに登録している各エージェントにヒアリングをすれば正確に分かる。

英語力を鍛えたい方は、PROGRITに通うか、スタディサプリENGLISHオンラインコーチで自主勉強すると良い。筆者もこの2つを併用して英語力を大きく改善することができた。

コンサルタントの給料

コンサルタントの給料だが、決して高くはない。マネージャーになる前は、1000万円の年収を超えるところは少ない。先ほどあげた、マッキンゼーやベインはこえる。つまり5,6年間一生懸命働いても全く昇進しないということがあるわけだ。

家賃補助もないので高くつく。 タクシー代等は、経費で落ちやすいため深夜まで働いてもタクシーでさっと帰れるのは便利だがそれでも決して高い給料というわけではない点に注意しておいてほしい。

転職して給料がかなりあがったという事例はベンチャーからの転職をのぞくとあまりきかない。一流大手の事業会社から転職すると、むしろ一時的に年収がダウンしている。

日系コンサルだとマネージャーでも1000万円を超えないので労働対価としてどうか考えておこう。

アクセンチュアは最近戦略でもマネージャー未満は残業代を支給するようになった。時代を感じる。

外資と日系で何が異なるのか

外資系と日系では基本的に異なることはないが、本格的な戦略コンサルは残念ながら日本発の企業では存在しない。ドリームインキュベータはトップ戦略コンサルと転職難易度が近しくはある。

外資系のいいところは、マッキンゼークラスのグローバルファームであれば日本企業の海外進出に積極的にかかわれることだ。とはいえ日本支社なので、日本の会社ばかりが相手なのは事実である。

日系コンサルのよさは政府や古い大企業に入り込みやすいところだ。経営者が古い考えだと外資に対してあまりよい考え方をもっていない場合があるからだ。中小企業の社長等とコネクションをつくりコンサルをやる船井総研等が有名だろうか。

野村総合研究所はIT企業となりつつある。

コンサルタントの成長

コンサルタントになると成長するのかと聞かれるが、事業会社から転職した人は間違いなく成長したという。なぜならこれまでにない高いプレッシャーで高い生産性を求められるようになるからだ。

成長の定義を言われるとなんともいえないが、少なくとも転職した人たちが望んでいた成長は望めるようになることだけは間違いないだろう。

そのためなんとなく転職した人でも成長実感を得ることができるのは事実である。その後のポストコンサルのキャリアに困っている人は多いのだが。

コンサルに転職するためのサイト

BIZREACH(ビズリーチ)がコンサルに転職するならば最もよい転職サイトだ。 有名な外資系だけでなく、日系コンサルも含めた様々なコンサルティングファームへの転職を視野に入れるならリクルートエージェント をおすすめしている。

また、アクシスコンサルティングは未経験のコンサル転職に非常に定評がある。ビズリーチと併用で利用してほしい。

【BIZREACH(ビズリーチ)】はコンサル企業の人事から連絡が直接くるので、 採用がかなり早く進む点も見逃せない。コンサル志望者は今すぐ登録してほしい。ほとんどのファームが今利用している。

今日は以上だ。