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銀行員の成功する転職と失敗する転職

つい数年前まで、銀行に就職することは「勝ち組」であり、生涯安定した給与・福利厚生を受けられることから転職とは遠い存在だった。しかし、将来のキャリアを不安に思い、1年目から転職を考えている銀行員も増えてきた。

銀行には、都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合、半官半民の銀行の大きな5種類があるが、今回は、都市銀行や大手地方銀行に入社した方を想定して話を進めよう。銀行で勤めることがデメリットとなり始めた原因から、成功する銀行員の転職まで解説したい。

なお、銀行員から、他のハイクラス企業に転職を考えている方は、ビズリーチに登録すると良い。ハイキャリアな方なら多くのスカウトメッセージが届くことだろう。また、転職エージェントでは、JACリクルートメントを活用しよう。ハイキャリア向けの案件に特化しており、おすすめだ。この2つのサービスは必ず登録してほしい。

銀行に就職するデメリットとは

近年、銀行からミドルベンチャーに転職するビジネスマンが増えている。安定したキャリアを歩めるはずの銀行において、どんな変化が生まれているのだろうか。

結論から言うと、銀行のビジネスモデルは限界に達している。日銀の異次元金融緩和を背景に、超低金利の状況が長引いたことから、銀行のビジネスモデルでは安定した収益を維持できなくなっている。

もともと、日本では地銀の数、各メガバンクの支店の数が供給過多となっていたことを踏まえると、収益の悪化はさらなる追い風となっているのだ。

大手メガバンク3社は、こうした状況を打破するため、ITの活用を背景とする大幅な人員削減計画を掲げた。真っ先に削減されるのは一般職などの事務職に当たる社員と思われるだろうが、支店数が減れば管理職のポストも対象となる。

つまり、一般職もキャリア志向の総合職においても、安定という言葉から乖離した現状が待っているのである。

銀行員の転職は有利なのか

転職を検討している銀行員の多くは、金融以外の業界を志望していると言われている。つまり、未経験でも新たな業界に移ることが出来るケースが多いのだ。

なぜ銀行員は、未経験でも転職が成功するほど有利なのだろうか。

学歴

新卒時、銀行は学歴を重視して採用を行う傾向にある。他業界であっても、大手企業は学歴を重要な条件におく傾向にあり、必然的に高学歴な銀行員は有利に見られがちだ。

また、高学歴であれば、同期が別業界の大手企業に就職している確率も高いだろう。リファラル採用という形で、別の大手企業に転職を成功させるケースも多い。学生時代の人脈に頼るのも一つの方法だ。

年齢

銀行員に限ったことではないが、第二新卒、具体的には年齢が23~26歳の範囲であれば、未経験職種でもウェルカムな企業が多い。銀行だと、すでに管理職ポストに就いている中間層よりも、IT化の流れを肌で痛感している若手の方が転職者が多く、必然的に転職しやすい印象が持たられるのであろう。

全般的な売り手市場というトレンドも加わり、若手での転職活動はすんなりと成功することが大半だ。

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銀行出身者は真面目という印象

お堅い印象の強い銀行員であるが、転職活動時はそのイメージはプラスに取られることが多い。社内での上下関係を遵守し、基本的なマナーも身につけている若手は、当然のことながら重宝される。

もちろん、ベンチャースピリットの強い企業では毛嫌いされるが、よほどそういった企業に行きたい訳でない限り、問題ではない。

面接で言うべき転職理由

実際に転職を成功させている元銀行員に話を聞くと、以下の要点を伝えた人が多い。

理想の働き方を叶えたい

銀行は制約が多く、かつ厳しい上下関係の中で働かなくてはならない。「上司の仕事が終わるまで先に帰れない」など、古き日系の色が強い働き方に違和感を覚える銀行員も多いようだ。

そうした実体験を背景に、自由な風土を持った企業を志望したことを伝えるケースが多い。企業側も、自社の風土への共感を感じることができ、無難に好印象を持つようだ。

ちなみに、働き方ではなく、仕事の内容に触れる際は注意が必要だ。銀行員は未経験でも転職に有利だと書いたが、関わる可能性の高い事業内容や仕事内容の理解が浅すぎる場合には、マイナスイメージとなる。

就職活動と同様に、転職先の業務内容まで深く把握しておこう。

金融業界の将来性に対する不安

銀行員の場合、金融業界への不安要素を伝えるべきだ。転職で志望理由を伝える際、どの企業でも起こりうる事例を転職原因においていないかが一つのキーポイントとなる。

その点、金融という業界全体の課題を伝えることは、新たな業界への挑戦に納得度も増し、企業側から理解を得やすいだろう。

なお、こうした情報は、個人で調べるよりもエージェントから情報を獲得する方が効率的だ。相手の企業が銀行出身者からどんな点を聞きたいのかを把握している。JACリクルートメントで直接アドバイスを手に入れることをオススメする。

女性の銀行員が転職するのは有利か

女性の銀行員は、総合職か一般職かで分けて考えると良い。

総合職は基本的に上記の通りだが、妊娠や出産などのライフイベントを踏まえると、年齢が重要なファクターとなりうる。加えて、育休後にも活躍できるようなマネジメント経験などを持ち合わせている場合には、さらに好印象と言えるだろう。

一方、あらゆる業界の中でも、銀行の一般職は転職に有利だと言われている。新卒就活時の競争倍率が高い中をくぐり抜けたという評価から、他社でも採用されやすい。事務職から事務職への転職は、心配いらないだろう。

転職が成功する銀行員とは

すでに書いた内容を押さえることも大切だが、それ以上に最新の情報を、適切な転職エージェントからヒアリングすることが重要だ。

あらゆる企業において、これから拡大を予定している事業があればあるほど、合格可能性が高い。人員が不足しているタイミングであれば、人気の事業部でもチャンスがあるかもしれない。まずは転職エージェントと一度面談し、最新の内部情報を聞こう。

編集後記

いかがだっただろうか。転職したいのはやまやまだが転職できるか悩んでいた、という方は、まずはアクションを起こし、信頼できる転職エージェントにじっくり相談してみてほしい。

銀行からの転職を目指す際は、まずは王道のビズリーチに登録するのが良いだろう。大手事業会社や、コンサルティングファームを顧客に持つヘッドハンターが、積極的にビズリーチを活用している。

表には出ていない非公開求人が多く存在し、幅広い選択肢から選んでいくことができるので、はじめに企業の選択肢を増やしたいときにはうってつけだ。

加えて、ビズリーチのような転職サイトに登録するだけでなく、ハイキャリアの転職に強い転職エージェントも同時に活用しよう。

腕に覚えのある読者には、JACリクルートメントをオススメしている。高年収やグローバルな案件に強く、ハイキャリアな読者には最もお勧めできる転職エージェントだ。ビズリーチと同時に使ってほしい。

コンサルに興味があるという方は、コンサルティングへの転職に特化したアクシスコンサルティングも同時に活用すると良いだろう。自分の実力にまだ自信がない方には、リクルートエージェントがおすすめだ。

いずれにしても、まずはビズリーチJACリクルートメントには必ず登録してから、さまざまなアクションを起こそう。明るい未来がくることを信じている。
今日は以上だ。