ビズリーチは即戦力人材が採用できるという触れ込みでTVCMを行っている。当サイトでもビズリーチをやたらおすすめしている。実際になぜビズリーチが即戦力人材としておすすめなのか書かせていただく。
ビズリーチは実際に採用の現場で多く利用され転職成功者もかなり多い。特に高学歴層へのリーチは非常にうまくいっており、実際に活用をして成功している人は多い。
- 3者の立場を経験
- 求職者としてのビズリーチの利用経験
- 企業の現場担当として採用のためにビズリーチを利用した経験
- 転職エージェントとして求職者探したにビズリーチの利用経験
- ここまでビズリーチをすすめている理由
- 即戦力人材について再考
3者の立場を経験
-求職者としてのビズリーチの利用経験
-企業の現場担当として採用のためにビズリーチを利用した経験
-転職エージェントとして求職者探したにビズリーチの利用経験
この3者の立場をすべて経験した人はなかなかいないのではなかろうか。そしてこの3者をすべて利用してきたからこそお伝えできることがあるのでご説明したい。まず、求職者側の立場から説明する。
求職者としてのビズリーチの利用経験
求職者としてビズリーチを利用するとわかるが良い求人がたくさん届く。先日も岡田監督が率いるFC今治が採用にビズリーチを利用していたが、そのように他の求人媒体では利用しない企業がビズリーチだけは利用するということがありうるのだ。
ビズリーチしか使っていない企業をここで具体的に述べることはできないが、転職エージェントを使わない外資系企業が利用している。外資系企業は、本国から転職エージェントの費用を削れと言われているので、転職エージェントに年収の30%~35%を払うことを避けたがる。
一方ビズリーチを使えば、1人あたりの採用費を100万円未満で利用できることが多く、大きなコストダウンにつながるため外資系企業に好まれる。最近は、外資系投資銀行、マッキンゼー等の戦略コンサルまで使い始めているため、優秀人材の確保に使われているのは間違いない。
企業の現場担当として採用のためにビズリーチを利用した経験
企業の現場担当としてビズリーチを利用したことがあるため、求職者のデータベースを見ていたが優秀な社会人はほぼ登録している。みんな使っているから俺もという論理で、とある会社は同じ学年の人が全員登録している企業があった。
つまり、優秀な社会人は、転職に関係なく登録しているのである。当サイトでは転職者にインタビューをしているが例外なく100%ビズリーチに登録していた。(当サイトはビズリーチが運営しているわけでもなく、インタビューしていた人がたまたま利用していた。属性に偏りはあるものの)
そして、企業の現場担当としてありがたいのは、転職意欲が必ずしも高くはない優秀層に会えるということだ。つまり、転職意欲が高くなくても登録しておく、企業側もその温度感の人がいるので長期的に付き合っていこうと考えている。
なお、ビズリーチの法人側の話をすると、候補者と最初にコンタクトをとってから一定期間を超えてから転職をした場合、ビズリーチに一円たりともお金を払わなくていいのだ。そのため企業側としてはどんどんスカウトを送るインセンティブも働く。
また、ユーザーとして利用した方ならわかると思うが、多くの人に向けて打ったメールとそうでない個別にカスタマイズして送ったメールでは受け取ったときの嬉しさが全然違うだろう。
そう、送る側のスキルが大きく問われるためビズリーチを活用できている企業とそうでない企業では天と地の差があるのだ。スカウトメールの返信率の差を各社に聞くのだが、10倍以上の差が出ている場合がある。これは企業名ではなく送り手の問題である。
候補者側からするとこのスカウトメールでいいメールを送れる企業は文面制作という観点においては少なくとも優秀な人材がいるといえるので良い企業かどうかの判断になる。
転職エージェントとして求職者探したにビズリーチの利用経験
転職エージェントとしても求職者探しにビズリーチを使ったことがある。転職エージェントの評価はあまり信用しないほうがいいとは思うが、優秀な転職エージェントが多いのは間違いない。
一部の外資系のエグゼクティブヘッドハンターを除くと大部分の転職エージェントはビズリーチに依存せざるを得ない状況ができている。特に優秀な個人エージェントはほぼ間違いなくビズリーチにいる。
大手で、自前のデータベースがある、もしくは、オペレーションをまわして大量送信をリクナビネクストを使ってできる仕組みができている転職エージェント会社はビズリーチを使わなくてもよいのだが、通常の転職エージェントはビズリーチに依存していると思ってよい。
ここまでビズリーチをすすめている理由
労働環境が大きく変化し、終身雇用でない世の中になっているとは耳にたこができるほど聞いただろう。何かあったときにすぐに動けるように労働環境を人材業界以外の人も見ておくようにしておいてほしい。
変化が世の中で起きる前に、水面下で人材募集がはじまる。新規事業を行うにあたって人材をあつめはじめる。そして新規事業が作られ、世の中にリリースされる。新規事業をするための人材募集と、事業ローンチまでには短くても半年程度のラグがあるため世の中の動きを鋭敏に感じ取りたい場合は、転職サイトを見ておいたほうがよいことは間違いない。
また、先ほども述べたようにほとんどの優秀層が登録していることもあるため、周りの労働マーケットについていくためにも是非登録しておいてほしい。
登録して、自分には思ったよりいいオファー金額がないな、違う業界行けばもっと年収が上がりそうだなと言う温度感だけを持ってほしい。
即戦力人材について再考
即戦力人材という言葉がでてくる背景には、現職でなかなか力を発揮できていない人が多いからではないかと考えられる。
今の仕事では合わなくても、別の会社では水を得た魚のように活躍する人がでてくる。一時期、証券リテールがつらく辞めた人がWEB業界に流れていた。WEB業界ではストレスが大きく減った働き方ができるようになったことで本来の力と、証券会社で培った、メンタリティを生かして活躍している人が多かった。
現在は仮想通貨業界が盛り上がりを見せ、金融業界からいち早く動いた人は、新時代を作ることに貢献している人はいる。個人的に仮想通貨業界で身につくスキルが何かと明言しがたいが、勢いのある業界に身を置くという経験は何物にも代えがたいのは間違いないだろう。
即戦力人材ではない…と思っているかもしれないが、実は、他業界や他社では非常に求められる人材かもしれないということを覚えておこう。いずれにしてもビズリーチに登録してチャンスを伺ってほしい。
今日は以上だ。