20代~30代のキャリアを考えるブログ

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文系就職した理系院卒(修士)が考えるべき転職活動

理系で、大学院まで進学した後に文系就職する人は少なくないだろう。理系院卒の人はキャリアの選択肢が広いようで広くないので自分自身の生き方を検討してほしい。理系院卒で文系就職をしてキャリア形成を考えている人を対象にするが、理系院卒からの専門職勤務の方に向けても言及するのでご覧いただきたい。

なお、理系院卒の方には、まずはハイキャリアの転職に強みを持つビズリーチに登録していただきたい。

近年は、文系就職した方であっても、理系的なセンスや知見を仕事で問われる場面が多い。特に、ハイキャリアの方であるほど、その傾向が強い。だから、理系院卒のあなたには、多くのスカウトメッセージが届くはずだ。

また、より詳しい情報を知りたい場合は、日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントやハイキャリアの転職に強いJACリクルートメントのキャリアコンサルタントに相談してみると良いだろう。

なお、理系院卒には、論理的思考力を活かしてコンサルティングファームで活躍している方も多い。コンサルに興味があれば、アクシスコンサルティングに相談してみよう。

まずは、ビズリーチに登録した上で、興味のある領域のキャリアコンサルタントに相談してみよう。

 そもそも理系で大学院に行ったのはなぜか

 理系の方は大学院に行くのが一般的だろう。理学系、工学系だと国立大学なら90%以上の大学院修士課程への進学率を誇るところも少なくはない。

だが、大学院に進学する理系の方の多くは、深く就職等と比較しての検討結果ではなく、なんとなくみんなが行くから、理系なら大学院に行くからという理由で進学する。

その理由は、大学院の入試は学部の4年生の夏休みに行われるが、研究室に配属されるのは3年生後半から4年生の前期にかけてであるため自身の研究者としての適性や研究室の先輩との交流を通して進路の情報を十分得る前に、夏前にはすでに大学院への出願をしなければならなければならないからである。

 関西圏の国立大学は院試が難しい。関東圏は比較的倍率も低く、自分の研究室に進学できるが関西圏では定員枠がやや狭く、院試に失敗する人もいる。そのため院試勉強に時間をとられ、学部就職と院進学を天秤にかけてじっくり検討する余裕自体ないことが残念である。

 また、理系で大学院に進学する方は、院進学してからキャリアのことは考えよう、就職活動も大学院の2年に近づいてからで内定が決まると先輩がいっていたからまだいいだろうと考え、実際に、その流れに従って就職活動をして進路を決定した人も少なくないだろう。

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理系院卒から文系就職する場合

 理系院卒から文系就職するのは基本的に損であると考える。なぜなら、余計に2年間を過ごしたからである。

もちろんその2年間は無駄ではなかったということにはいくらでもできるが、大学院の2年間とコンサルで上司から詰められて限界までがんばりぬいたプレッシャーが常にかかる2年間では論理的思考力という観点における成長量は全く異なる。

大学院での2年間というのはあくまで専門の学問の知識追及やアカデミックの世界で生きるために必要な知識、スキル等を身につけることが主である。

よって文系就職を検討している場合は学部生のうちから就職活動をすべきであるが、現状、文系就職をした理系院卒の方は大学院生になってから就職活動を始めている。学部で就職活動をして失敗したら院にいき再チャレンジするというのはその後のキャリアを考えるうえでは良い選択肢だとは思われる。だが、大学院になってから初めて就職活動をした方は苦労した方も多かっただろう。

理系院卒は文系就職した場合、給料が高いか

 修士号の取得者は学部卒よりも給料が高く設定されていることが多い。それでも年収にして20万円から50万円の差にしかならないので微々たるものであるし、少し時間がたつと学部卒と院卒の年収の差は基本的になくなるため単純に修士に進むことで時間を損したことになる。

時間を損したというと学問の楽しさに触れていない、人生は働くことだけではないと言われるだろうが、それでも大事な問題点があるため言及しておきたい。

理系院卒はキャリアチェンジのチャンスが少ない

 理系院卒は当然ながら卒業の地点で24~25歳の人がほとんどだ。その地点で学部卒で2~3年の経験を積んでいる人と社会人経験の差が出てくる。仮に3年働いて仕事が合わなかったと仮定しよう。現在銀行や保険業界に就職している人は実際に、仕事が合わずインターネット企業やコンサルティング企業に転職している。

学部卒で転職なら24,25歳で最初の仕事が合わないということでキャリアチェンジがきく。一方大学院卒なら27~28歳に社会人歴3年経過するとなっているため、最初の仕事が合わなくてキャリアチェンジをすることが難しくなる。理由は年齢が上がっているため、未経験で新たな職種にチャレンジできるのかという不安を持つからだ。

 理系院卒は文系就職すると年齢というディスアドバンテージがあり、社会人歴よりも年齢で見られる企業もあるため気を付けてほしい。30歳を超えてくると社会人年数よりも年齢で判断され、会社側に未経験で転職してくる場合は○○歳を超えると厳しいというジャッジメントラインがあるはずだ。

だからこそ、キャリアチェンジのチャンスは大切にするべきだし、常に転職情報や自らの市場価値に気を配って欲しい。ビズリーチに登録すれば、簡単にそれが達成できるので、まずは登録していただきたい。

文系就職した理系院生は転職しがち

 文系就職した理系院生はそもそもあなたが打ち込んでいた研究自体が合わなかった、もしくは、高校の時は興味があった理系の学問への興味を失っているため、興味の対象が変わる傾向にある。

よって、文系就職した理系院卒は、最初の仕事を、やっぱり合わなかったと変えがちであることを認識しておこう。

 また、下手にまわりの学部卒よりも年齢が上がっているために、少し斜に構えた部分が出てしまい、素直に新人研修を過ごせず、日系大手に馴染めないことがあるので注意しておこう。自分は研究をして、頭がいいと思っていても、銀行や商社の新人に求められていることは理系院生は持ち合わせていない。

文系就職をした理系院生のキャリアチェンジは1回が限度だと思っておこう

 文系就職した場合は2~3年サイクルで最大2回まで全く異業種にキャリアチェンジすることはできるし、実際そうしている人がいる。あまりキャリアチェンジ自体をおすすめはしないが、人間は時として選択の失敗をすることがあるので、やむを得ない。

さすがに就職、転職あわせて職業を3回選ぶチャンスがあって、いずれも失敗する場合はそもそも会社勤めが合っていない可能性が大なのでその点は考慮しておこう。

 さて理系院生に話を戻すと、すでに年齢が上がっている状態なので理系院卒から文系就職をした地点で1度キャリアチェンジをしているようなものである。年齢的にキャリアチェンジできるのはあと1回であるので、できるだけ転職活動は慎重にしてほしい。

そうは言わなくても理系院卒の方は、行動自体が慎重なので転職活動にはもっと積極的になってほしいとは思うが。

繰り返しになるが、数少ない転職のチャンスは大切にすべきだ。だから、常に転職情報や自らの市場価値に気を配って欲しい。ビズリーチに登録すれば、簡単にそれが達成できるので、まずは登録していただきたい。

理系院卒には思わぬチャンスが転がっていることもある

 実は理系院卒で文系就職した人にはチャンスがある場合もあるのだ。コンサルティングファーム(特にブティック系)、リサーチ会社、金融系の会社で理系院卒を採用したい会社が存在する。

20代ならば未経験でも理系の素養があればキャッチアップできると判断し採用を行っている。正直、理系か文系かの区別で採用基準をもっておくのはあまりいいとは思わないが理系院卒で文系職を採用したいと考えている会社があることを覚えておこう。営業や分析といった幅広い職種で理系院卒を採用しようとしている。

 こうした採用基準は、企業が公開するというより企業の人事が転職エージェントに伝えて転職エージェントが転職サイトで該当する人を探すケースが多い。チャンスがあるかもしれないので理系のバックグラウンドを生かして、文系よりの仕事がないかということを聞いてみよう。

 散々、文系職という表現をしてきて恐縮だが、個人的には文系職という言い方が好きではない。文系と理系で仕事を区別する意味はなく、研究職、営業職といったように職種名で1個1個よんだほうがいいが、世の中的に文系職という表現をしているので今回は便宜上呼ばせていただいた。

理系院卒の方は早めに動くべし

 最初のキャリアが合わないなと感じたならば早めに転職活動をしてほしい。転職は先ほど述べた通り慎重にすべきだが転職活動自体は早めに動くことを推奨したい。早めに動くことで多くのチャンスをゲットできるのでできるだけ多くの選択肢をもてるようにしておこう。

 意外なところで理系で専攻していたことが役立つかもしれないので経歴はしっかり書いておこう。ビズリーチへの登録を早くしておこう。有名大学の理系院卒の方が多く登録しているサイトなのでぜひ今登録してほしい。

 ビズリーチと同時にキャリアカーバーもよいので登録をすすめたい。またコンサルティングファームへ転職したい場合はアクシスコンサルティングをおすすめしている。

それ以外の領域に興味がある場合は、日本一の転職支援実績を持つリクルートエージェントやハイキャリアの転職に強いJACリクルートメントのキャリアコンサルタントに相談してみると良いだろう。

まずは、ビズリーチに登録した上で、興味のある領域のキャリアコンサルタントに相談してみよう。

今日は以上だ。