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15人のマッキンゼー出身経営者の経歴を調べた。「上場ベンチャー創業からプロ経営者まで、キャリアは多様?」

「最強ブレーン集団」とも評されるマッキンゼーは、他のコンサルティングファームより高いフィーを取ることでも知られ、日本のみならず欧米のコンサル業界でもトップティア企業として君臨している。さらにマッキンゼーは、Fintech企業の創業者から大手企業のいわゆるプロ経営者経営者まで、多様な人材を輩出している企業でもある。今回はマッキンゼー出身の経営者を取り上げたので参考にしてほしい。

 

マッキンゼー出身、経営コンサルタントとしても有名な起業家

氏名: 大前研一
出身大学:
早稲田大学
東京工業大学大学院
現在の肩書:
株式会社ビジネス・ブレークスルー 代表取締役社長
職歴:
日立製作所
マッキンゼー・アンド・カンパニー


コメント:
早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を取得。取得後、米国に渡り、マサチューセッツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所で原子力開発部技師として勤務。1972年、中途でマッキンゼー・アンド・カンパニーへ入社。以来、ディレクター、日本支社長などを歴任しマッキンゼー日本において大きな影響をもたらす。1994年にマッキンゼー・アンド・カンパニーを退職後、一新塾を設立。1998年にビジネス・ブレークスルーを設立、代表に就任。 東京都知事選にも出馬した。
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マッキンゼーパートナーを辞めDeNAを創業した南場智子氏

氏名: 南場 智子
出身大学:
津田塾大学
ハーバード・ビジネス・スクール(MBA)
現在の肩書:
株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役会長
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー

コメント:
津田塾大学卒業後、1986年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。1990年ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得、1996年マッキンゼーでパートナー(役員)に就任。1999年同社を退社してディー・エヌ・エーを設立、代表取締役社長に就任。2011年には代表取締役社長を退任。取締役を経て、2015年、取締役会長に就任。2017年、代表取締役会長に就任。
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マッキンゼーを経て世界的インターネット企業の日本支社代表取締役会長に就任

氏名: 近藤正晃ジェームス
出身大学:
慶應義塾大学
ハーバード・ビジネス・スクール(MBA)
現在の肩書:
Twitter Japan株式会社 代表取締役会長
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー

コメント:
慶應義塾大学経済学部卒業後、ハーバード大学経営大学院修士号を取得。1990年、マッキンゼー・アンド・カンパニーへ入社。マッキンゼー・グローバル・インスティチュートの中心メンバーの一人として、日本・米国・英国・フランスなどにおいて国家経済政策を立案。2011年より、Twitter Japanの代表取締役社長を務める。
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マッキンゼー出身、野菜ECを中心に成長した起業家

氏名: 高島宏平
出身大学:
東京大学大学院
現在の肩書:
オイシックスドット大地株式会社 代表取締役社長
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー

コメント:
東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、1998年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。Eコマースグループのコアメンバーの一人として従事。2000年にオイシックス(現・オイシックスドット大地)を設立、代表取締役社長に就任。
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SAP、マッキンゼーを経てアメリカシステム会社の日本法人社長へ

氏名: 三村真宗
出身大学:
慶應義塾大学
現在の肩書:
株式会社コンカー 代表取締役社長
職歴:
SAPジャパン
マッキンゼー・アンド・カンパニー


コメント:
慶應義塾大学法学部卒業後、創業メンバーとしてSAPジャパンに入社。以後13年間で、ビジネス・インテリジェンス事業本部長、製品マーケティング本部長、戦略製品事業バイスプレジデント等を歴任。2006年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。金融、通信、ハイテク企業等の戦略プロジェクトに従事。IT戦略・ITビジョンの策定、ソフトウェア事業のBPR等を担当。 2009年にはベタープレイス・ジャパンにシニア・バイスプレジデントとして参画。2011年にコンカーの代表取締役社長に就任。
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「タクシー王子」の異名を持つ、マッキンゼー出身の若き経営者

氏名: 川鍋一朗
出身大学:
慶應義塾大学
ノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院(MBA)
現在の肩書:
日本交通株式会社 代表取締役会長
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー

コメント:
慶応義塾大学経済学部卒業後、1997年にノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院MBA取得。同年に、マッキンゼー・アンド・カンパニーへ入社。2000年、日本交通入社と同時に同社の経営再建に尽力。代表取締役社長などを歴任した後、2015年に代表取締役会長に就任。東京ハイヤー・タクシー協会の会長も務める。
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東工大、マッキンゼーを経て、複数の企業経営に携わった実業家

氏名: 佐藤弘志
出身大学:
東京工業大学大学院
現在の肩書:
株式会社ダルトン 代表取締役社長
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー
ブックオフコーポレーション


コメント:
東京工業大学大学院修士課程修了後の1995年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。ビジネスアナリストとして食品、通信などのプロジェクトに参加。1997年よりブックオフコーポレーションに14年間勤務。2007年には代表取締役社長に就任。その後、オープンハウス・ディベロップメント常務取締役を経て、2014年よりダルトンの代表取締役社長に就く。
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マッキンゼー出身、環境コンサルティング会社を設立した注目の実業家

氏名: 木南陽介
出身大学:
京都大学
現在の肩書:
株式会社レノバ 代表取締役社長
職歴:
メディアマックスジャパン
マッキンゼー・アンド・カンパニー


コメント:
京都大学総合人間学部人間学科に在学中、メディアマックスジャパンを設立。代表取締役社長に就任。京都大学を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。その後、2000年にレノバ(旧社名は株式会社リサイクルワン)を設立。代表取締役に就任。
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マッキンゼー、国際機関を経て注目Fintech企業に移った執行役員

氏名: 坂田宏
出身大学:
東京大学
スタンフォード大学ビジネススクール(MBA)
現在の肩書:
株式会社お金のデザイン 最高戦略責任者、最高財務責任者
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー
国連開発計画


コメント:
東京大学教養学部を卒業後、スタンフォード大学ビジネススクールでMBAを取得。その後2009年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。数々の企業変革プロジェクトを経験。2012年、国連開発計画(UNDP)のジャカルタオフィスに着任。同国の農業制度改革に尽力。スタンフォード大学への留学やシリコンバレーでの投資活動を経て、お金のデザインに入社。
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異色の経歴を持つ、元医師・マッキンゼー出身の経営者

氏名: 豊田剛一郎
出身大学:
東京大学
現在の肩書:
株式会社メドレー 代表取締役医師
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー

コメント:
東京大学医学部卒業後、脳神経外科医として勤務。日米での医師経験を通じて、日本の医療の将来に対する危機感を強く感じ、医療を変革するために臨床現場を離れることを決意。2013年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。主にヘルスケア業界の戦略コンサルティングに従事。2015年より株式会社メドレーの共同代表に就任。代表取締役医師として、オンライン医療事典「MEDLEY」、オンライン診療アプリ「CLINICS」などの医療分野サービスの立ち上げを行う。
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マッキンゼー、イエール大学を経てYahooの経営へ

氏名: 安宅和人
出身大学:
東京大学大学院
イェール大学
現在の肩書:
ヤフー株式会社 チーフストラテジーオフィサー
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー

コメント:
東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。4年半勤務した後、イェール大学脳神経化学プログラムに入学。2001年には学位(Ph.D.)取得。2001年末、マッキンゼー・アンド・カンパニーに復帰。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバーとして、幅広い分野におけるブランド立て直し、商品・事業開発に関わる。2008年にヤフーへ移る。事業戦略統括本部長などを経て2012年よりチーフストラテジーオフィサーに就く。事業戦略課題の解決、大型提携案件の推進に加え、市場インサイト部門、ヤフービッグデータレポート、ビッグデータ戦略などを担当。
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マッキンゼーでの経験をもとに活躍、複数の大手企業の社外取締役

氏名: 安田隆二
出身大学:
東京大学
カリフォルニア大学バークレー校
現在の肩書:
大和証券グループ本社、株式会社ヤクルト本社、オリックス株式会社など 社外取締役
職歴:
JPモルガン(JPモルガン・チェース)
マッキンゼー・アンド・カンパニー


コメント:
東京大学経済学部を卒業後、カリフォルニア大学バークレー校で政治学博士(Ph.D)取得。その後、JPモルガンに勤務。マッキンゼー・アンド・カンパニーにビジネスコンサルタントとして入社。その後、ディレクターに就任し、フィナンシャルグループの責任者となった。1996年よりA.T.カーニー社アジア総代表、2003年から2006年まで株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ取締役会長を務めた。数社の社外取締役を務めながら、2002年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、2010年より一橋大学特任教授として勤務。
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元銀行マン・マッキンゼー出身の起業家

氏名: 大久保豊
出身大学:
慶應義塾大学
ケンブリッジ大学大学院
現在の肩書:
日本リスク・データ・バンク株式会社 代表取締役社長
職歴:
住友銀行
マッキンゼー・アンド・カンパニー


コメント:
慶應義塾大学経済学部を卒業後、ケンブリッジ大学大学院政治経済学部に進む。新卒で住友銀行へ入行。1993年にはマッキンゼー・アンド・カンパニーに移る。鎌倉や日本AT&Tベル研究所を経て、1996年、データ・フォアビジョン株式会社を設立。2000年には日本リスク・データ・バンク株式会社を設立。現在は、データ・フォアビジョン・ホールディングズ株式会社代表取締役社長と日本リスク・データ・バンク株式会社代表取締役社長 を務める。
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マッキンゼー歴代最年少マネージャーの記録を持つ実業家

氏名: 田中裕輔
出身大学:
一橋大学
カリフォルニア大学バークレー校経営大学院(MBA)
現在の肩書:
株式会社ロコンド 代表取締役
職歴:
マッキンゼー・アンド・カンパニー
DeNA Global 


コメント:
一橋大学経済学部卒業後の2003年、マッキンゼー・アンド・カンパニーに新卒で入社。小売や消費財を中心に経営コンサルティング業務に従事。2007年、26歳で同社史上最年少のマネージャーに就任。2009年にはカリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてMBAを取得。同年に、DeNA Globalに移り、マーケテイング・製品担当上級副社長として勤務。2011年、株式会社ロコンドを共同創業。代表取締役を務める。 現在は同社を上場へ導き、株価の上昇に大きく貢献。
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マッキンゼー三菱商事で活躍、現在はベネッセの経営者

氏名: 安達保
出身大学:
東京大学
マサチューセッツ工科大学スローン・スクール(MBA)
現在の肩書:
株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役社長
職歴:
三菱商事
マッキンゼー・アンド・カンパニー


コメント:
東京大学工学部を卒業後、三菱商事に入社。1984年から1987年にかけて、第二電電(現KDDI)に出向。出向社員として同社の立ち上げと長距離電話サービスの開始に貢献。マサチューセッツ工科大学でMBAを取得した後、1988年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1995年からはパートナーとして、主に製造業、ハイテク企業の製品市場戦略などに従事。1997年にはGEキャピタル・ジャパンに移籍。東邦生命、日本リースの買収等を担当。1999年、日本リースオート(現日本GE株式会社GEキャピタル)に代表取締役社長として着任。その後、2003年にカーライル・グループに参画。同社の日本における事業拡大に尽力。会長、シニアアドバイザーなどを経て、2016年10月にベネッセホールディングス代表取締役社長に就任。ヤマハ発動機株式会社の非常勤取締役も務める。
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編集後記:

いかがだっただろうか。マッキンゼー出身の経営者は多くの場合、退社後すぐに起業していることがわかった。マッキンゼー出身の経営者は国内外の一流大学・大学院を卒業している場合が多いともいえる。

さらにマッキンゼー出身の人は、上述したような企業経営者だけではなく、大学教授や国会議員といった形で活躍することも特徴的だ。マッキンゼー離職後も多様なキャリアの可能性があるため、是非本記事を参考にしてほしい。

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今日は以上だ。