20代~30代のキャリアを考えるブログ

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英語が苦手な人は外資系企業に転職しよう

英語が苦手だが、英語力を伸ばしていつかは海外や外資系企業で働きたいと考えている人もいるだろう。だが、英語を伸ばそうにも働きながらでは優先度が下がってしまいがちだ。

英語力は伸びぬまま時間だけが過ぎていく。そこで、英語を伸ばすために外資系企業に行くという逆転の発想での転職をおススメしたい。

英語が苦手でも外資系企業に行けるのか

大前提として、英語が苦手でも外資系企業に転職できるのか?という疑問があるだろう。英語がネイティブレベルでないとできない仕事は少なく、ほとんどが会話~ビジネスレベルが要件となっている。

外資系のコンサルティングファームでも英語を求められることは少ない。ただし、マッキンゼーのようなグローバルファームでは、面接から英語であり、チームメートやパートナーが外国人であることも珍しくなく英語が求められる。

一方、アクセンチュアはパートナークラスに外国人がほぼいないもしくは0の状態となっているため、英語が転職の際に求められない。海外プロジェクトに関しても、海外で英語を使って仕事をしたいと手をあげれば、参加することができる。いわば選択制に近い。

外資系IT企業も英語力が求められる場合もあるが、転職の際にまず見られるのが地頭と経験であり、英語が最優先事項となりえるパターンは減ってきている。

それでも英語ができることは、いまだに転職希望者のなかで優位に立つことができるのは事実だ。だからといって英語ができない人が転職活動で大きく不利になる企業は多くはないことを認識しておこう。

外資系投資銀行ですら、投資銀行部門は英語力が問われず、バンカーとして必要な専門スキルが問われる。実際の業務では英語を使うのだが入社時にはあまり問われない。

日系企業の海外部門は転職が厳しい

日本企業の海外部門に行くという選択肢もあるが、これはおすすめしない。日系企業の海外部門は、ほとんどの業務を英語ですることが多く、ネイティブレベルがそろっていることと、英語ができるから雑用まで押し付けられることがある。

若手であると、英語の資料訳しといてなどとおじさんから言われることすらある。外資系企業では最低限の英語は全員ができる前提なのでこういうことにはならないが、日本企業では英語ができることが、目立つ要素になる。 

英語が中途半端なレベルではそもそも日系企業の海外部門では採用されにくい。当然ながら、現地の子会社にいくような人材採用であると英語がネイティブであることが前提なので、英語が苦手な人は採用されない。

転職して英語力が伸びるのか

肝心の転職して、英語力が伸びるかという話だが、外資系企業であれば、英語を使う機会が増える。

仕事上というより社内システムや、社内の簡単なコミュニケーションで英語を使う機会がでてくる。また研修資料が英語で本社からおりてくることがあるので否が応でも英語に触れる。

また、英語を使う仕事が社内にあるので手を挙げて積極的に行動していけば、英語のプロジェクトに参画し、英語力を伸ばさないとやっていけなくなる。

同僚に外国人がいる場合は、日常会話を通して英語に触れることになる。

外資系企業に転職するメリット

外資系企業に転職するメリットとして、緊張感のなかで仕事ができる。多くの社員が自分の仕事に高い責任感をもち、プロとしての自覚をもって働いている人が多い。

プロが多いと自ずと緊張感も生まれ、高い緊張感の中で仕事をし、英語を使う機会があれば、英語も洗練されたものを学ぶ機会が増えていく。

ただの会話レベルの英語を聞くよりも、上級ビジネス英語を聞くことができると、上達も早い。

外国人の英語を聞くのもよいのだが、まずは聞き取りやすい日本人のビジネス上級者から英語を学んでいくとよいだろう。

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英語が苦手でも外資系でやっていけるのか

英語が苦手な人でも外資系で活躍している事例は多い。英語のプロジェクトをひたすら避けて英語に触れないようにするか、徐々に英語に触れていき慣れていくかのどちらかだ。

本社のマネジメント層と触れ合うためには、英語が必要になってくるのでいつのまにか学習してできるようになっている日本のマネジメント層も多い。 

よって、英語が苦手なまま昇進しつづけることは厳しいが、最初のうちは英語が苦手でも大丈夫だ。コンサルティングファームでも、事業会社でもIT関連会社でもどの外資系でも大丈夫であるので安心してほしい。

外資系はクビにならないか

外資系への転職の際によく質問されるが、クビになる心配は今は少ない。社員を大事にするカルチャーがどこの外資系企業も根付いてきている。

また、GoogleをはじめIT系の企業は離職率を下げることを意識しているため、IT系は特に社員を大事にする。コンサルやメーカーも人手不足であり、外資といっても簡単に人員を切るようなことはしない。

外資系投資銀行の一部の部門ではまだクビになることは多いが、全体でみると一部だと思ったほうがよい。また、外資系であれば、クビにあっても転職先はすぐに見つかるので安心してほしい。

企業は多数あり、クビにあっても別の企業で活躍するという事例は多々ある。

外資系企業に転職後に英語力を継続的に伸ばす方法

外資系企業に転職してからも英語のトレーニングは確実にしないといけない。まず英語力を伸ばすには、社内で使われている英語を理解することが重要だ。

勤怠システム、社内研修用のドキュメント、部署内のコミュニケーション用語をマスターしよう。それだけで語彙力があがる。

つぎに、会議に参加して、どのような英語が使われているかを理解しよう。その際に重要なのが、会議で少しでもいいから発言することだ。

英語を発言することは最初は恐怖だろうが、自分から発言する習慣をつけておくと存在感を伝えられる。無口な人は価値がないので気を付けよう。

インド人は最初のうちは、できれば避けたほうがいい

インド人に苦労する人は多い。英語の発音と、コミュニケーションスタイルの2点が日本人と合いにくい。人種で区切るのはあまりよくないが、苦労する人が比較的多いのであえて言及する。

シンガポールやインドの英語に対して苦手意識を持つ人が多いのはよく知られている。コミュニケーションに関しても自分の要求をどんどん伝えてきて、空気を読む日本的なスタイルを維持している人には厳しい。

インド人とコミュニケーションする際は、双方の主張をまずは言い合い、そのうえで妥協点を探っていくといい。また、インド人といっても育ちがどこかで全然考えが違うので、バックグラウンドを自己紹介のときに理解しておくといい。

そしてインド系の人たちは、テレビ等で見聞きするように本当に数学力が高く、計算をあっという間にする。ビジネスケースを考える際は、予め準備をしておいたほうがいい。

外資系の面接で最低限求められる英語力は容易しておこう

外資系への転職のために面接で英語がある場合もある。その際は事前に用意したスクリプトを暗記しておこう。質疑応答がぎこちなくなるのは面接官も理解している。

だが、志望動機等の100%用意できる回答は事前に徹底的に準備しておこう。また、繰り返し暗唱してスラスラ言えるような状態を作り上げておいてほしい。

外資系に強い転職エージェントを使おう

転職エージェントだが、転職エージェントを一度も利用したことない方はまずはリクルートエージェントへ行こう。

同時に外資系や英語を生かした仕事のあっせんに強いJACリクルートメントと、ロバート・ウォルターズを使おう。ロバート・ウォルターズは外国人エージェントもいるため英語面接対策がばっちりだ。

外国人に英語面接対策をしてもらうのは英語の苦手意識を払拭するうえでも、転職後にも役に立つので必ず会ってほしい。

転職準備をはじめるにあたって

転職準備をはじめるにあたって、英語力は少しでも伸ばしてほしい。苦手意識が強い方には、スタディサプリ ENGLISHを用いてTOEICの点数を伸ばそう。

加えて、転職サイトのビズリーチは利用しよう。ビズリーチは外資系の転職案件が非常に多く転職サイトとしては個人的に最もお勧めしたい。

転職サイトと、先ほど紹介した転職エージェントを利用しよう。

今日は以上だ