20代~30代のキャリアを考えるブログ

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メガバンク、アクセンチュア、ベンチャー転職、起業の経験者が語る転職とキャリアのあり方

銀行は先行きが不安と言われている。銀行を辞めた人はどうなっているのか気になり、銀行出身者を探し取材を実施した。

今回は、メガバンク、アクセンチュア、ベンチャー、起業というキャリアを経たEngineered Intelligence社代表の今川氏に取材を実施した。銀行、コンサル、ベンチャーそれぞれの転職を検討している方にとって役立つ内容になっている。

銀行の成長機会に疑問を感じ、転職活動を開始

-今川さんはなぜ新卒で銀行に入行したのでしょうか?

大学は理系で情報工学を専攻していました。就職を考えていたときに楽器に興味がありヤマハのインターンに参加しました。

当時、意識がとても低かったので、自分の知っている狭い範囲でしか就職活動をしていませんでした。


ヤマハでのインターンは、3週間コーディングをするといったものでした。参加してみて感じたのは、会社自体はよかったのですが、勤務地が都会ではなかったので田舎でずっとパソコンをカタカタすることは、自分の社会人イメージとは合わないなということでした。

自分の中にあった働くイメージは、スーツを着て汗水たらしてやる営業の仕事でした。そして、その理想像の中でフィットしているのが銀行だったのです。

-銀行以外にも選択肢はありそうですが。

就職活動に関して情弱だったので、説明会で話していることをそのまま鵜呑みにしていました。

銀行は採用活動で自分たちをよく見せるのが得意だったように記憶しています。銀行の良い面だけを見てつられてしまった感じはあります。そのままメガバンクに入行しました。


-配属はどちらだったのでしょうか。

日本橋に配属でした。ストレスフルな環境ではあったので、なかなかつらかったです。
理不尽できついことがあったので、次課長等に相談したら、

「俺は耐えたから今がある」と言っていて、ストレスに耐えてなんぼだという話をされてこれは違うなと感じました。


また、銀行はキャリアが定年までの長期間働くことを想定して考えられているので、若者に対し成果を出せとは強く言いません。

もちろん数字を達成しろとは言ってきますが、なぜこの目標達成しないといけないのかという視点はなく、言われたままに働いていました。30歳くらいの先輩たちも、昇格するためにはどうしたらいいかということばかり考えていました。


私が銀行をファーストキャリアにした理由の1つに、将来は起業をしたいという思いがありました。2年目の段階で、今の仕事は果たして起業につながるのかと思い返したときに、このままでは目標を達成できないと感じ転職活動をはじめました。

採用拡大のチャンスに乗じてコンサルへ

-転職活動ではなぜコンサルティングファームを選択したのでしょうか。

新卒の時も情報弱者でしたが、中途でも情報をもっていたわけではありません。ただ、新卒のときにもっていた知識で経営スキルを学べるのは、漠然とコンサルという選択肢はありました。

新卒のときは残念ながら縁がなかったのですが、ちょうど採用が拡大し、チャンスがあり、かつ転職でいくのにもいい時だなと思ったのでコンサルティングファームにしました。

ちなみに銀行は、コンサルティング業務ができるとうたって採用をしていますが、会社の経営にはあまりかかわっていません。

学生の当時は、銀行もお客さんのところにいって、一緒に汗を流す仕事だと思っていましたが、実際は会社が出してきた紙をみて与信がどうとか判断しているだけでした。

それもあってか、想像していたコンサルティング業務ではないということで辞めた同期もいました。


-転職活動はどのようにしましたか?

転職サイトに登録はしたのですが、よくわからず結局きちんとつかいこなせませんでした。今になって思うともっと使っておけばよかったですね。

就活も転職も綿密に調べて、準備しないといけないのですが、とりあえず行動してからフィードバックをもらって考えようと思っていたので、まずは行動だと思い、転職エージェントの門をたたきました。

-転職エージェントはどういうところを使ったのですか?

リクルートエージェントDODA を利用しました。後から友人に指摘されたのは、コンサル専門の転職専門エージェントの会社があるからそこも利用しておけよということでした。

何も考えず大手の総合エージェントを使って結局大手経由で転職しましたね。

アクセンチュアで社会人としての土台を鍛えられた

-その後アクセンチュアに入社するわけですがどうでしたか。

自分の無能さを実感し、つらい日々でした。コンサルティング業界は、仕事がろくにできない若者を放り込んで、最初はできないけど、そのうちできるようになるから、まずはプロジェクトに入って仕事をやってみてという環境です。

強引に成長させるモデルができているのがコンサルティング業界のよさです。そのため最初はできないのは当たり前なのですが、お客さんからは高いお金をもらっているのでバリューを出すことを求められる環境でした。

自分から能動的になって何でも学んでいこうとする人には非常に良い環境だと思います。ただ、QOL(Quality Of Life)を求めだしたらきつい環境です。

上司が求めているのはもっと質が高いアウトプットで、自分の出していたアウトプットと差があったので一生懸命働くことになりました。

最近は、アクセンチュアもワークライフバランスがだいぶととのっているとは聞きます。

アクセンチュアで一緒に働いたマネージャーは優秀で、尊敬できる人でした。私のアウトプットがダメなときでも感情的に怒ることはなくうまく指導してくれました。理詰めはしてきましたけど。

私のアウトプットの質が高くなかったときは、怒るのではなく悲しそうな顔をして、フィードバックをしてくれました。

マネジメントのスキルが非常に高かったように感じますし、合理的であったので自分がマネジメントする立場になった今、参考にしています。

-アクセンチュアではどの部門に所属していたのでしょうか?

MC(Management Consulting)のPRODUCTに所属していました。私がいた当時の話ですが、プロパーかつストラテジーが上だというヒエラルキー的なものはありましたね。

また、アクセンチュアだけの話ではないですが、人格破綻者も他業界に比べてコンサルティング業界は多い印象です。

プロジェクトや様々働いた経験含め、アクセンチュアでの経験がなかったら、社会人としての基礎はできていなかったと思います。

定時に帰って趣味に没頭したい人にはすすめませんが、やる気のある人や成長したい人にはコンサルティング業界はおすすめしたいです。私から伝えたいのは就活において情弱にならないようにしてほしいということです。

バリューを出すことが大事、働いている自分に酔うな

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-労働時間は長かったのでしょうか。

最初の小売のときのプロジェクトでは、何のバリューも出していないのに2,3時まで働いてタクシーで帰り、働いた気になっていたときがありました。

土日も仕事をするのですが、やる気とパフォーマンスがあがらず、時間をむだにしました。結局、何もバリューがでていなかったので、プロジェクトから出されました。

-プロジェクトをクビになったということですか。

そういうことです。
今も大事にしている価値観は、「常にバリューを出さないといけない」ということです。上司や先輩が自分に指導をしているのは、将来にリターンがあると思って指導をしているということです。

指導してくれる人にはやる気でまずは応えるしかないです。その後、バリューを出せるように努力すべきだと思います。期待にこたえられなかったからプロジェクトをリリースされました。

激務といっている人の中で本当にバリューをはたらいている時間ずっと出し続けている人はどれくらいいるでしょうか。働いている自分に酔っているだけかもしれません。

また、実際にバリューを出しながらも激務の人がいましたが、彼らを見ていて仕事が生きがいという人と、自分はタイプが違うなと思うようになりました。

ある先輩は、厳しいプロジェクトで忙しく睡眠時間がとれないときは、あったかい風呂に入り、お風呂の水が冷たくなったら寒くて起きるようにしていたという人もいました。

上の方まで上りつめている人は頭だけじゃなく根性論も必要であると感じてきました。全員の頭がいいのでその中でさらに昇進するためには量でカバーしないといけないなと。

コンサルタントとして働いてみて、頭キレキレのコンサルタントになるのは自分には無理だと思いました。幼少期に身に着けたいわゆる地頭はCPU的なところで大人になってから根本的なところは変わらないと思いました。

上司によって労働環境は大きく変わる

-ほかにはどのようなプロジェクトをされたのでしょうか。

半年くらいの銀行の子会社プロジェクトを担当しました。人事改革プロジェクトだったのですが、主にしたことは社員への研修です。銀行の子会社の経営層からオペレーターまで研修を何度も実施しました。

炎上することもなく楽でした。プロジェクトの質もさることながら、プロジェクトのマネージャーがQOLを求める人だったので楽しく働けました。

余談ですが、アクセンチュアは内部間に厳しい印象を持っています。社内のレビューを気にしすぎていましたね。お客さんの気にしないところを気にしているように感じました。

マネージャーがパワーポイントで1pxずれていたアナリストを怒っていたら、お客さんが、そのマネージャーに怒るということもありました。お客さんが気にしないことをお客さんの前で怒っていたらイライラしますからね。

社内のコンサル同士で厳しいのが、アクセンチュアというかコンサルかもしれません。

提案資料にいくら払っているか想像してみると、1pxのズレは信用にかかわってくるので、お客さんが気にしない細部までこだわることも重要だとふり返ってみると一理あると思います。

ただ、私が一緒に働いたマネージャーはお客さんが満足することを最優先というかほとんどそこだけ考えるマネージャーでした。一生懸命働いたとか、上司が満足したとかではなく当たり前ですがお客さんが満足することが最も大事だなと学びました。

朝まで働いていたときはチームで飲みに行ったり、遊びに行ったりということはなかったですが、ワークライフバランスが整った、銀行の子会社のプロジェクトはみんなで遊びにいくこともあって楽しかったです。

-マネージャーによって環境が大きく変わってきそうですね。マネージャーは選べるのですか。

どのマネージャーの配属になるかは大事です。しかし、最初は選べないので配属されたプロジェクトで頑張るしかないですね。

私の場合、最初に厳しいマネージャーと厳しいプロジェクトを経験し、後が楽になったのでよかったです。最初のプロジェクトでコンサルとしてのフレームワークをはじめストラテジー関連のことを勉強できました。

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1人でプロジェクトを回せるまでに成長

-経験したプロジェクトを通して成長はありましたか。

成長しました。最終的に、アクセンチュアでは1人でプロジェクトをするまでになりました。

最後のプロジェクトでは、クライアントのところに行って役にたつことをしてきてという雑なお題を渡され、製薬会社に行ってきました。

製薬会社では、上司の力を借りずに自分ひとりで課題を発見し、お客さんにとって役立つ仕事ができたと思います。


-具体的には何をしたのでしょうか。

製薬会社では、何か役に立つことや新しいことをしようとして、アクセスをつかって効率化を行ったり、SQLを使ったりしました。

データベースの知識がそのときに身についたのでその後、外資系のスタートアップに転職した際に知識がかなり役立ちました。インドにお願いしてなんとかするときもありますが、やっぱり最後は自分で最初から最後までできたほうが有利です。

最初に入った小売りのプロジェクトはフリーズしがちなエクセルに大量のデータをぶち込む仕事をするときがあり、コンサルなのに非効率さが満載でした。スマートそうにしているだけのときがありました。

社内外での人脈を活かし外資ベンチャーへ

- その後、コンサルからシリコンバレーにあるベンチャーの日本オフィスに転職された経緯を教えてください。

銀行にいたときは全くつながりがなかったのですが、コンサルで働いていると同僚のつてでベンチャーとつながりやすくなる機会が増えてきます。

会社を経営したいと思っていたので、カンファレンス(テック系のイベント)に顔を出していました。

イベントではアクセンチュアで働いていますといって自己紹介をしていました。今になって思うとアクセンチュアのようなコンサルで働いている普通のやつが挨拶にきても面白いとは思わないですが(笑)

しばらくしてから、本業はあるけど、副業でベンチャーを手伝っている人に出会いました。そこで、私もベンチャーを手伝ってみたいと思いWantedlyに登録して週末だけ手伝えるベンチャーを探してみました。

知り合った人に土日だけ手伝いたいと伝えたら土日だけじゃダメといわれました。絶対勝てるビジネスだし、土日だけ働くのではなく、フルタイムで転職してこいと言われました。

人を口説くのが得意な人でしたね。さすがにどうしようか悩んだのですが、アクセンチュアのマネージャーに相談をしたら転職を後押ししてくれました。

アクセンチュアは出戻りもありますし、チャレンジ自体を推奨する文化がありました。せっかくの機会だったので転職を決意しました。シリコンバレーに本社を持つアドテク関連のベンチャー企業に入社しました。


-給料は転職時どのようになったのでしょうか。

アクセンチュアと同じ給料でオファーが出されました。さらにストックオプションもでました。

ストックオプションが欲しかったので、給料を下げてストックオプションをもっとくれと交渉してストックオプションを多くもらいました。

グローバルスタートアップは調達額も上場時の時価総額も桁違いなので、ストックオプションで報われるだろうと考えていました。

グローバルスタートアップならではの環境

-日本オフィスはどのような感じでしたか?

当時私を口説いた人と私だけの2名でした。当時はオフィスすらありませんでした。

日本で法人作ってから二年半はオフィスなしのノマド生活でした。私が入社後1年あたりから、広告代理店の仕事を受注でき安定して仕事が入ってきました。

 

-仕事がとれるまでの1年はどうでしたか。

最初の1年は案件をとる活動ばかりでした。当時、日本で販売しようとしていたアドテクのプロダクトは、大手クライアントに使っていただくことを想定していたため、大手広告代理店に使ってもらえない限り、中小広告代理店では導入がむずかしい状況でした。

私は中小広告代理店やメディアをあたっていました。導入はしていただけるものの、なかなか取引量が上がらず、成果がでなかったです。

-仕事がまわりはじめてからはいかがでしたか。

大きい仕事がとれて、責任者になり常駐して、本国の技術を生かして、導入するためのシステム開発を行いました。

簡単にいうとアドテクのプラットフォームを作って、納品するというプロセスです。日本で開発の指揮をとり、細かい開発はインドで行うというスタイルでした。

 

-グローバルスタートアップですが、グローバルな雰囲気を実感することはありましたか?

仕事は英語を使うことがあり、創業期はアメリカにいる社長とのミィーティングが毎日あったので時差もありグローバルな環境で働いているなとは思いました。またグローバルカンファレンスにも参加したのでよい環境でした。

銀行時代はもちろん、コンサルのときも英語を使っていなかったので、ベンチャーに転職してはじめて勉強し、できるようになりました。

-インド人と仕事をするのは大変そうですが。

なまりや話すのが早い人は聞き取ることが難しかったですね。

 

-ベンチャーで働くうえで注意する点は何でしょうか。

コンサルは高い付加価値の仕事だけしろと言われます。単純作業に時間を割くなといわれ、タクシーに乗ってでもバリューを出さなければいけません。

ただし、スタートアップだと工数がかかることも、地道な営業も、単純作業も避けられないです。付加価値の高いことだけに集中できる環境ではありません。

今、経営者として営業を毎日していますが、市場のことがわからないときは、まずは自分が営業にいって肌感を確かめないといけません。ベンチャーでは何でも自分が行動することが求められます。

 

能動的に行動に移すことが重要

-今川さんはベンチャーに転職してからご自身でWEB開発をされていたようですが、どうしてはじめたのでしょうか。

お金を稼いでいる人は価値を出しているからお金をもらっています。今まではアクセンチュアの社員だからアクセンチュアがもらった仕事をやって、報酬をもらっていました。

アクセンチュアの枠から出て会社のネームバリューに関係なく活躍するためには、本当に価値があるものを作らないといけません。そこでWEB開発の勉強をはじめました。

ベンチャー時代は比較的時間をコントロールできたので、勉強を自分ではじめてbotを作成したり、Gitを使うようになったり、自分の手でものをつくる経験をしました。

プログラミングと聞くと、敬遠する人が多いですが、さわりだけ学ぶのは時間かからないです。あれこれいうより、まずは一歩踏み込んで初めたほうがいいです。

 

- ますは、手を動かしてみることの重要性ですね。

行動は大事なことです。行動しないで考えているときって情報不足になることがあります。行動することがリスクならない場合は行動すべきです。

転職活動一つを取ってもあれこれ机の上で考えるのではなく、転職サイトに登録してエージェントや起業家と会い、情報を集めながら判断をすべきだと思います。転職サイトへの登録やエージェントと会うこと自体がリスクとなることはほとんどないはずです。

最新ビジネストレンドのキャッチアップが市場価値向上への鍵

- 今後、銀行のようにコモディティ化する仕事ではなく、付加価値が高いテーマに取り組むことが重要そうですね。

QOLを高めたいと考えていたので、単位時間当たりの創出価値を高めないといけないと常に考えています。QOLを高めるためにスキルや知識を蓄えないといけません。私が取り組んでいるAIの分野はそのうちの重要なテーマの1つだと思います。

AIが今後支配していく世界において、時間当たりの創出価値が低いものからAIに仕事をとられていきます。

AIはあらゆる分野に応用可能で10年後も20年後も使われる領域だと考えています。可能性がありますね。

- 最新技術など、人気のテーマを勉強する方法はどのようにしたらいいでしょうか。

自分で動くものをつくるとよいでしょう。銀行だとRPAが重要な分野と叫ばれていますが、銀行の中で付加価値を出そうと思ったらRPAに関連する動くものを作ればいいんです。

何かのサイトからコードをぱくって、自分の手で動かしてみて、勉強するほうが効率がいいと思います。動いたものをつくったほうが人からも評価されますし。

転職という文脈においても市場価値を高めるには動いたものをつくることが良いオファーにつながると思います。私はブログをしていますが発信したら、相談がきて、良いことばかりでした。

現在はベンチャー企業CEOとして会社経営を行う

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- 現在CEOとして経営している会社について詳しく教えてください。

AIを用いて、業務効率化やデータ予測など、様々な課題を解決する会社です。前職でお付き合いのあった、広告関係の会社さんたちから、業務効率化やAI導入について色々とご相談をいただく中、これはスピンアウトしてやった方がよいのではないかという結論に至りました。

ちょうど前職につとめて3年経ったこともあり、あたらしいことを始めたいと思っていたので、そのタイミングで実行に移しました。

前職と同様、開発はインドで一気に行います。そのマネジメントをするノウハウはあるので、それを強みに、AIという価値をつけて、世の中の役に立つプロダクトをつくっていきたいと思います。

CEOは初めてなので、なるべく今までやっていたような業務は他のメンバーに任せ、マネジメントに徹するよう意識しています。


-ベンチャーに向いている人はどういう人だと思いますか?

ベンチャーに向いているのは、人の仕事を奪ってでも高い価値を出したいと思う人ですね。上司の仕事をとにかく奪って自分が価値を出したい、そして仕事をすることに対して自分で動機付けできるとよいでしょう。

逆に向いていないのは、お客さんが納得する成果を出しているからではなく自分の上司が満足しているから自分が給料をもらえていると思っている人ですね。

やることやってないけど給料をあげろというやつがいるがそれは違うと思います。PMなら何件案件を回した、営業なら「何件獲得した」という指標がありますが、そうした数字を無視して社内政治に走って昇進して給料アップを要求するようなタイプの人はベンチャーに向かないでしょう。


- 何をしたらいいか不安な日系大手勤務のみなさまへのメッセージをお願いします。

ベンチャーのオフィスにいくこと、カンファレンスにいくこと、とにかくググること。ググってわからなければ人に聞く、足を運べばいいという当たり前のことをしたらいいんです。転職したければリクナビネクストやビズリーチ等の転職サイトに登録するとたくさんオファーがきます。あと、会社のPRさせてください。

- どうぞ。

コンサルの仕事の合間の人、お金には満足しているけど新しいことに挑戦したい、変なエンジニアと絡みたい、AIをはじめ、最新テクノロジーに触れてみたいといった方のアルバイトを募集しています。

副業社会人や、大学生もOKです。すでに副業で多くの方に参画していただいております。詳しい事業内容や業務内容についてご説明いたしますので、ご興味ある方はぜひ下記URLから応募してください。お待ちしています。

Engineered Intelligence | EI Inc.

編集後記:

メガバンク、アクセンチュア、外資系スタートアップの日本オフィス、ベンチャー企業の社長と様々なキャリアを若いうちから経験をしている今川氏に話を伺った。

このように様々な機会に触れている今川氏でも情報がはいってこず就職や転職で苦労した過去があり驚きだった。現在では転職サイトのビズリーチが充実しているのでぜひ活用して、情報収集をしてほしい。ベンチャーから外資、コンサルまで幅広く転職の情報がゲットできる。

また、今川氏の会社でアルバイトに興味がある方がいたらぜひ応募してほしい(

Engineered Intelligence | EI Inc.)。

今日は以上だ。