20代~30代のキャリアを考えるブログ

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リモートワーク(在宅勤務)はあなたの出世を阻んでしまうことを覚えておこう

リモートワーク(在宅勤務)が導入され、多くの企業では働き方の多様化が叫ばれている。だが、若手の諸君にはリモートワーク(在宅勤務)は活用しないことをすすめる。35歳以上で家庭をもってから活用してほしいと思う。

リモートワーク(在宅勤務)が導入されている経緯

 在宅勤務が導入されているが、活用された経緯としては「通勤時間の短縮」「家庭との両立」等多数の理由がある。在宅勤務が盛んに言われる前から、会社に所属していないフリーランス、また、スキルの高いエンジニア等は自宅からの勤務が多かった。

 一方その他の職種、企画職、人事総務、マーケティング職種含め、会社として自宅勤務を容認するところが増えてきた。女性の社会進出に伴い家庭とうまく両立したいといったニーズに企業側が対応しなければいけなくなったからだ。

 しかし、在宅勤務はできるだけ避けた方がいいというお話しをここでしておきたい。

 

在宅勤務を辞めたほうがいい理由

在宅勤務をすることで通勤時間が短くなるだろう。往復3時間を通勤にかけている人も東京都においては少なくない。通勤時間がなくなれば生活がもっと豊かになるという意見がある。それはその通りだ。朝起きる時間も遅くできるし、本を読む時間もできるかもしれない。

ただし、20代のうちから自宅での勤務は明らかに生産性をさげてしまい、あなたの出世を阻んでしまう。まず、人間が離れて仕事をすることは改善の機会を失ってしまう。

20代のうちは、細かい、資料の作り方や、ホッチキスの止め方、挨拶の仕方、資料を短時間で作るコツなど上司から「一言口頭で」もらうアドバイスの量は20代の間は相当多い。

そういった機会を在宅勤務で逃してしまうのはとても痛い。わざわざ、スカイプや、電話、メール、チャットで簡単なアドバイスをするのは上司側からするとめんどくさい。

有能な上司であるほど、部下の成長を促進してくれるが、目の前にいないだけで上司からすると成長する機会を失っていると感じられる。

20代のうちはオフィスに来て、きちんと上司にフィードバックを求め、上司からも積極的に指導を受けよう。上司が悪いと感じたら転職するか会社に言ってなんとかしてもらおう。

また、在宅勤務を辞めたほうがいい理由の一つとして緊張感の欠如がある。どうしても家にいると緊張感がなくなる。逆にいうとオフィスにいるときは、怖い人の目があるため中途半端な覚悟で仕事にのぞんでいると、すぐにつっこまれることがあるが、こういった緊張感がない自宅だと、仕事の生産性が確実に落ちる。

 自分の世界に入り込むWEBエンジニアだとまた別だ。DeNA取締役で、神エンジニアである川崎修平氏はモバゲー開発時に会社にほどんど来ずに自宅で開発していたそうだ。しかもずっと集中していたわけではなく、集中できたタイミングに一気にやっていたそうだ。天才型の人にはそういう傾向の人が多い。

 一般人は緊張感にさらされる、つまりオフィスにいる時間が最も生産性があがるだろうから、オフィスに来ることを選ぼう。これに反論する人はたまにいるが、実際は仕事のアウトプットはよくないことが大半なので余計に残念になる。

上司が在宅勤務の場合の対処法

上司が在宅勤務の場合はやっかいだ。子供が2人いて、保育園に受からなかった、夫はドバイに駐在中、親が重度の介護が必要といったやむを得ない理由がある。こういう場合出社してくれというのは酷だろう。むしろ会社としてはこういった状況は支援すべきである。しかし部下からすると大変な状況になる。そのため、フィードバックをもらうチャンスを常にもっておかないといけない。

まず必ず、自分からアウトプットを提出し都度フィードバックを求めるクセをとにかくつけよう。

フィードバックをするときのポイントは若手の間は下記に気を付けたい。どうも対面でなくなるだけで心理的障壁が大きくなり上司がフィードバックすることが面倒になってくるからだ。

1.これまで以上に簡潔なアウトプットで

2.方向性策定の段階にフィードバックの8割の時間をそそごう

3.言いたいことは一行目に

4.「次出社したときに」はNGワードに

当たりまえだが上記のことが守れず、苦労している人を見かけることがある。リモートになることで文書を中心にコミュニケーションがシャープにできるようになるので、不利な状況を逆にチャンスととらえよう。

後は「次出社したときに」を使うと確実に仕事のスピードが遅くなる。実はリモートワークであることを利用して、承認のフローをこちらが握れば提案がかなり通りやすくなる。工夫次第であなたの裁量が劇的に変わるわけだ。

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周りが在宅勤務ばかりで耐えられない場合

在宅勤務が多く出社してもチームで孤立するということは実際にある。この場合は転職をすすめる。家庭の環境で在宅勤務をしている人を無理やりこさせることはあまりいいことではないうえに社会が在宅勤務をおしているからだ。

とりあえず【BIZREACH(ビズリーチ)】にでも登録して、他にチャンスがあるかを調べよう。

20代の間はとにかく出社して周りと競争しながら戦っていくことをすすめる。現代の時流にあっていないと批判されるかもしれないが、若手の方には声を大にして伝えたいことだったのでここで主張させていただいた。反論等お待ちしたい。