25歳は、多くの人にとって、年収が気になってく年ではないだろうか。20代の分岐点という理由はもちろん、ストレートで大学を卒業した人にとっては入社3年目という理由が大きいだろう。
3年間会社に所属すれば、給与の上がり幅も現実的に把握でき、昇給する人がどんな人間なのかもわかる。自分がその会社で活躍できる人物像とフィットしなかった場合、転職を考えるのも当然だ。
今回のブログでは、25歳の平均年収をまず解説する。自分の会社の給与の良い悪いを正しく判断してほしい。加えて、25歳は転職市場で有利だ。転職を迷っている人には、自分が今一歩踏み出すか考えるヒントにしてほしい。
本格的に転職意欲が高まった場合は、このブログだけでなく、常にマーケットの情報を仕入れてほしい。まずは、ビズリーチに登録し、各社の求人情報を確認しよう。また、ビズリーチの展開する若手向けサービス、"キャリトレ "も余裕があれば登録しておこう。
具体的なアドバイスを聞きたければ、リクルートエージェントのキャリアアドバイザー面談に参加すると良い。コンサルに興味がある方はアクシスコンサルティングも併用しよう。
25歳の平均年収
25歳の平均年収は、350万程度と言われており、400万を越えれば世間的に高い方だと言える。
しかし、マッキンゼーなどの外資系コンサルおよび外資系金融であれば、3年目から1000~1500万を稼ぐことも普通だ。
以前のブログにも記載したが、三菱商事にも、4年目で1000万を超える若手がいるし、東京海上日動火災は2年目からボーナスが100万円越えである。
大手でなくとも、ベンチャー企業の3年目でマネージャーや事業責任者につき、年収600万を超える若手は多いだろう。
一般的な年収で比較するよりも、業界や学歴を踏まえて、自社の年収が高いのかどうかを考えた方が良い。
仮に世間で名の知れた大学を出ているのであれば、年収400~500万をベンチマークするのが適切かもしれない。
第二新卒ラストの25歳が転職に有利な理由
25歳は、転職するにはチャンスだと言われている。主に理由としては以下の3点だ。
社会人としての基礎を身につけている
会社に入って最初の1、2年は、研修期間がほとんどだ。会社側はコストをかけ、新人に基礎知識を身につけさせる。
つまり、3年目は、社会人としてベースとなる知識を身につけ、一定の実践経験も積んだ状態なのだ。転職先の企業からすれば、研修費をかけずに即戦力となる若手が採用できると感じるため、大歓迎な企業が多いのだ。
ただし、注意なのは、有利になる転職先は、研修や実践経験で学んできた領域に限るということだ。未経験職種に挑戦することは可能だが、その場合、1年目として考えられるため、年収は下がることが普通である。
年収UPを目的に転職を考えるのであれば、3年間の経験領域から選ぶのが妥当であろう。
現実を知っている
近年、新卒採用は売り手市場で、ほぼどの企業でも積極的に採用活動を行っている。
しかし、採用活動に積極的で学生に人気のある企業になればなるほど、採用ブランディングが上手いという表現もできる。
そういった企業を選んだ学生の大半は、入社前に描いていたキラキラ感と、実際の業務の地味さのギャップに愕然とするだろう。
しかし、第二新卒であればその心配は軽減される。自身の会社はもちろん、同期の会社などの話もきき、会社の現実をしっかりと把握しているケースが多い。
第二新卒は、そういった現実的な視点から転職先を選ぶため、ミスマッチが起こりにくく、転職を受け入れる企業としても安心してできる。
高学歴を採用できる
高学歴な学生の大半が、就職活動の際は、名の知れた大企業に就職したいと考えている。しかし、第二新卒として転職するとなると、会社の肩書きよりも、できる仕事やワークライフバランスを優先して企業を選ぶ人が増えるのが現状だ。
つまり、第二新卒の採用は、企業にとって、新卒採用時に獲得できなかった高学歴層を採用するチャンスなのである。
このブログでも再三書いているが、第二新卒での転職をためらうのは意味がない。
企業側は大歓迎であることを踏まえ、自信を持って進んで欲しい。もちろん、1人で取り組むのが不安な場合は、信頼できる転職エージェントに登録するのが良いだろう。プロのエージェントであれば、あなたの市場価値を客観的に理解した上で、転職にふさわしい企業を提示してくれる。
特に、リクルートエージェントのキャリアアドバイザー面談に参加すると良い。あるいはコンサルに興味がある方はアクシスコンサルティングも併用しよう。有益な情報が得られるだろう。
25歳転職の注意点
先ほど、25歳の転職は有利だと書いたが、以下の注意点を忘れないで欲しい。せっかく年収アップに向けて転職活動をしているにもかかわらず、以下の点がクリアできていないともったいない。
初心を忘れていないか
第二新卒は、研修や実践経験もあり、1年目に比べれば即戦力として採用できる。とはいえ、スキルや経験は5年目以上の社員と比べれば、劣っていることを忘れないで欲しい。
あくまでも、”基礎知識”を身につけていると評価されるのだ。その際に、もっとも重要となるのは、初心である。具体的には、学習意欲や向上心を持っているか、吸収力があるか、ということだ。
企業は、第二新卒に、入社時のスキル以上に、5年後・10年後のスキルを期待しているのだ。これから積極的に情報を取りに行こうとしている姿勢を、企業に提示することを忘れないで欲しい。
長く勤めることを示唆できているか
企業としては、長く働いてくれる人を採用したいはずだ。
3年で転職することをコンプレックスに思う必要はないが、「どうせまたすぐにやめてしまうんだろう」と思われることには、細心の注意を払ったほうが良い。
事前に、その会社に入ってからの10年間でどんなキャリアを描きたいのか、言語化しておくのが良いだろう。
総括
25歳は、20代後半に入る分岐点として、多くの人がキャリアを見直す時期だ。入社して3年も経つと、同期との給与差が顕著となり、不安を覚える人も多いはずだ。
25歳は、第二新卒のラストの年齢だと言われている。基礎知識も実践経験も持っていることから、転職市場においては十分有利だ。今の会社で年収が伸び悩みそうなのであれば、このタイミングで転職するのがもっとも合理的であろう。
ただし、転職することのハードルは低い分、より自分のキャリアを明確に描くことが必要となる。25歳という若い段階で転職をする分、軽い気持ちで転職しているわけではないことを伝えよう。
転職活動が上手くいくだけでなく、あなた自身のキャリア観が整理されるはずだ。
編集後記
いかがだっただろうか。
社会人3年目という節目、あるいは20代後半への節目で転職を迷っている人は、ぜひ今をチャンスだと思って挑戦して欲しい。
ただし、闇雲に動くのは危険だ。正しい情報を手に入れるためにも、まずは、ビズリーチに登録して、各社の求人を確認すると良い。経歴次第では多くのスカウトが送られてくることだろう。
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まずは、ビズリーチに登録しながら、各種サービスを活用していただきたい。
今日は以上だ。