20代~30代のキャリアを考えるブログ

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日東駒専クラス大学卒の転職活動の実態

転職活動においても学歴に関する質問を多く受けるので書かせていただきたい。

以前にMARCHクラスについて書いたが、今回はより直近の事情を踏まえ、日東駒専の学歴がどれだけ転職活動に影響を及ぼすかについて書いていきたい。

きれいごとだけではない部分もきちんと書いていくつもりなのでご了承いただきたい。

日東駒専とは

今回日東駒専とさしているが、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学だ。また、それに準じる偏差値及び、知名度を誇る大学だと思ってよい。

関西の企業だと、日東駒専とならぶ大学ととらえているのは産近甲龍だろう。特に近畿大学に関しては、大学が改革を推し進めマグロのみならずホリエモンこと堀江貴文氏を卒業のスピーチに呼ぶなど積極的な改革に取り組んでいるのが印象的だ。

今回の記事では、主に、日東駒専と呼ばれる4校をメインで扱うがそれに近い大学であれば自分にもあてはまると考えてよんでよい。

旧帝大、早慶、MARCH、日東駒専といった形で入学時の偏差値でくくられることも多いだろう。

日東駒専は転職活動に不利と言われる理由

さて、日東駒専卒の若手社会人の方は転職活動が圧倒的に不利だと言っている候補者の方とよくある。事実、東大卒の方と比べると日東駒専卒の方は書類落ちする可能性は高く、難しい側面があるのは事実である。

ただし、それ以上に日東駒専卒の方が転職活動に不利だと外から見ていて感じるのはマインドだ。「どうせ自分は...」というマインドが強く最初からあきらめてしまっている人が少なくない。私の学歴では勝負にはならないだろうと思っている地点では勝負にならない。

慶應卒の方を見てみると、偏差値では大きく差がある東京大学卒の人に対して負けている感情を抱くことなくビジネスでは勝てるだろうという強い意識をもって転職活動に臨んでいる印象を受ける。

大事なのは卒業した大学の偏差値ではなく、勝負に臨む前のマインドであるとお伝えしておきたい。

学歴にコンプレックスをもち、学歴で不利で勝負のステージにも上れないのだと、そう思った地点で勝負は決まってしまう。

まずは、マインドを変えてほしいと感じる。マインドを変えると、最も不利な要素が取り除かれると考える。もちろん学歴によって差がある点はあるので具体的な点は後述する。

日東駒専は新卒の時はチャンスがなくとも転職では大きなチャンスが存在

日東駒専は新卒の時はチャンスが限られていたことは体験して身に染みているだろう。新卒時はエントリーシートを大量に確認しないといけない影響で偏差値が下の大学の学生は切らざるを得ない状況がある。

一方中途はというと、学歴はもちろん見るのだが、同業の転職であれば職歴を優先する。またエントリーシートではなく職務経歴書を見て面接に呼ぶか呼ばないかをきめるので自動での学歴フィルターということにはなりにくい。

転職はタイミングが同時でないこと、また即戦力として欲しいという状況が続いている今は転職のチャンスである。

あまり煽るのは好きではないが、今は転職のチャンスに溢れているため、不景気になると転職市場が閉まった際に学歴フィルターで切られそうな学歴である日東駒専卒の方は今動くのがタイミングだと感じる。

サラリーマンで億単位を稼ぐ日東駒専のOBが多数存在

実は日東駒専卒の層でもサラリーマンで億単位稼いでいる人はいる。日本大学は社長が多いため収入が高い人は多いのだが、社長ではなくサラリーマンという形で稼いでいる人がいるのだ。

具体的にはヘッジファンド等にはたまに見かける。かつてヘッジファンドは現在と異なり東大、海外MBAのような学歴の人がいたわけではなく、証券会社、それも中小の証券会社で株を売っていたおじさんたちが転職してヘッジファンドに転職し、うまくなり上がっていったのだ。

ヘッジファンド業界には学歴を隠しているが、日東駒専卒で圧倒的に成果を出し、億単位の年収を得ている人がいる。金融業界でとび抜けて優秀だという人は、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学の全ての出身者で聞いたことがある。

現在のヘッジファンド業界は高学歴が増えたが、未来の成長業界を見越して転職をしておけば将来億単位の収入を得ることが可能である。いずれにしても挑戦するというマインドと人一倍努力することが必要なのは間違いないが。

先んじて伸びる業界に行くことが重要

仮想通貨のときもそうだったが、人が動き始めてみんなが買ったから買うという姿勢では儲からなかっただろう。転職の時も同様で、自分から先んじて動き、ヤマを張る形になっても動こうとし、結果として動くことができた人にだけよい結果が訪れるのである。

最初に述べたIT分野に先に飛び込んだ人たちはいたし、ここ数年だとフィンテック業界に先に飛び込んだ日東駒専卒の人はおり、会社で出世し高い年収を得ている人がいた。

ベンチャー界隈の採用は意外と学歴主義

ベンチャー業界は学歴を気にしないと思いがちだが、資金調達をして名前が知られているベンチャー企業で100人以上のベンチャーは学歴をよく見ている。

既に決まったルート営業要員として回らされる兵隊としては採用されるが、ベンチャーの幹部候補として採用される若者は学歴をよくチェックされている。

理由はベンチャーはリスクをとるとはいえ、人材に関しては、ある程度学歴が保証され優秀である可能性が高い人を大企業よりも採りたいと考えるし、また、新卒採用の理由と同じでベンチャーはリソース不足であまり多くの面接をする時間がないことが挙げられる。

よってベンチャーに行く場合は社員番号一桁の右も左もわからないベンチャーだと採用される確率が高いので検討してみるとよいだろう。ただし本当にベンチャーに行きたいという熱い思いがないと続かないので基本的にはおすすめしない。

きちんと給料を払ってくれて急成長をしていて学歴をそれ程見ていないところのベンチャーであれば比較的リスクヘッジした転職ができるだろう。

自分の大学以外の人とのコネクションを大切にしてほしい

慶應義塾大学の人たちは大学内での友人とのコネクションが社会に出てからも活きるので転職の際も紹介される形で色々な企業に送り込まれている。

大学のつながりは高校のつながりのように深い絆で結ばれることが多く、忖度のある人事がなされることもある。

さて、ここで何がいいたいかというと、自分の大学があまり出世している人がいないと感じたら、出世している人が多くいる大学の人とつるむようにしておこう。

思惑が見えたうすっぺらい作戦に見えるかもしれないが、どうしても自分の大学以外の人と交流することが少ないように日東駒専クラスの大学卒の方を見ていると感じる。

偏見とつっこまれるかもしれないが、他大学の卒業生と交流が薄いせいもあり情報収集で遅れているように感じる。

転職活動は新卒のときよりも学歴の重要度が下がることを考えよう

転職活動は新卒のときよりも学歴のウエイトが下がる。転職活動は、どの会社にいてどのスキルが見られるかがチャンスであるので、もし就職活動でそこそこの有名企業に入れたときは、ステップアップのチャンスが大きくあると考えておこう。

ただし、有名企業でないところで働いている場合は、転職活動で大手企業に転職しようとすると難しいので、大量採用している有名企業に一度転職することをお勧めしている。できるだけ確率を上げるための転職活動をしてほしい。

リクルートやアクセンチュアは日東駒専クラスの採用も多い

リクルートやアクセンチュアは高学歴しかいない会社だと思っている人もいるのではないだろうか。

しかし、最近はリクルート、特にリクルートキャリアやアクセンチュアの非戦略部門は大量採用の影響で、日東駒専クラスの学歴の方を多く採用して活躍の場と成長の機会を与えている。

リクルートとアクセンチュアばかり勧めているサイトに感じるかもしれないが、日東駒専クラスの大学卒の人には現在チャンスが開けておりその後のキャリアにもプラスになるのでぜひとも検討してほしい。

アクセンチュアになると、MARCHクラスの学歴の方も受からないと思い最初から転職活動で受けない人がいるが全くそんなことはないのでチャレンジしていこう。

採用を絞ったときのアクセンチュアはさすがに容易には受からないので繰り返すが大量採用の内を狙っていこう。

転職活動で自分を売り込む書類づくりから

転職活動で、東大クラスと日東駒専クラス卒の方での違いは書類に表れる。当たり前のフォーマットを守れない、誤字脱字が多いといったミスが多くチャンスを最初から逸している人が少なくない。

よってお金を払ってでも書類チェックはしてもらったほうがいい。転職エージェントは細かくは見ないので友人知人で転職活動を経験したことがある人に細かく見てもらおう。お金を渡してその分効果だしてくれよと頼むとよいだろう。

転職サイトで売り込もう

さて、転職サイトへの登録をはじめ、まずは自分にどういったスカウトがくるか見てみよう。年収が低くブラックのような企業から思わぬお宝企業がでてくることもある。まずは行動をはじめてほしい。

特に、ビズリーチは良いオファーが多数くるので積極的に使ってほしい。ビズリーチは高年収のオファーがくるのと直近でも外資系企業に転職した日東駒専のなかの某大学卒の人を知っている。

チャンスを逃さぬように行動しておこう。また、英語ができないことは不利になるので、転職サイトの登録と同時に英語の勉強もはじめよう。

スタディサプリ ENGLISHはTOEICの点数がすぐにあがるので利用しよう。使いやすい。また、PROGRITライザップイングリッシュは英語を2ヶ月で徹底して鍛えてくれる。

転職サイトのビズリーチはまず登録し転職市場を覗いてみよう。

 

今日は以上だ。